第3話チェスの世界について

『はい 分かりました。まず、この世界は、チェスを、4人性でやる場合もあれば、2人でやる場合もある。そして、チェスに勝てればだいたい自由に過ごすことが出来る。だが、負けると、大変なことが起こります。私から言えるのは、これだけです』

『それじゃあ、お金を稼ぐのも自由って事か?』

『はい』

『とりあえずは分かった。それじゃあこれからのことを決めよう』

『はい』

『それじゃあまず、この世界のお金を稼ぐところから始めよう。どうやってお金を稼げばいいんだ?』

『それはですね、この世界には、たくさんのドラゴンのようなモンスターが沢山います。そのモンスターは、チェスなどの、ボードゲームなどができるようになっているので、そのモンスター達と、勝負をして下さい。または、先ほど下山した山の近くにお城がありましたよね?そのお城を攻略して下さいそうすれば、報酬が貰えます。そしてその報酬を売れば、お金が手に入ります』

『それじゃあまず、モンスターを倒しに行こうか』

『はい分かりました』

『じゃあ、どこに行けばそのモンスターってのはいるんだ?』

『大抵は城の周辺に現れます』

『おう、分かった。それじゃあまず、城の周辺に向かおう。確か、ここの隣にあったよな?』

『はい』

『それじゃあ向かおうか』

 そして城の周辺に着いて、

『おー、色んなモンスターがいるな、どのモンスターから倒そうか?』

『まあ、とりあえず最初は、こいつでいいか』

『待ってください。1つだけ言い忘れていました。実は、モンスターや、叶斗さんみたいなプレイヤーには、レベルや、ランク分けをされており、レベルやランクは、頭上を見れば、分かるように、なっております。なので戦うモンスターを選ぶ時は、そのモンスターの頭上をご覧になってから選んでください。』

『おう、分かったぜ。それじゃあ、とりあえず、レベルが1って書いてあるこの赤いドラゴンでいいか』

『それじゃあ早速勝負をして貰おうかな』

 叶斗『おう、そこの赤いドラゴン。』

 赤いドラゴンLv1『何だ、何かようか?』

 叶斗『確か、この世界のモンスターやドラゴンって、チェスが出来るようになっているんだよな。できるんだったら手合わせをお願いしたいんだが』

 赤いドラゴンLv1『あぁ、いいだろう』

 叶斗『確か勝てたら報酬が貰えるんだったよな』

 赤いドラゴンLv1『あぁ』

 叶斗『じゃあ、始めようか』

『これから勝負を始めます』『ょーい、スタート』

 相手『Nf3』 叶斗『Pd5』 相手『Pg4』

 叶斗『Ba6』 相手『Pe3』 叶斗『Qd7』

 相手『Be2』 叶斗『Nc6』

 相手『キャスリング』 叶斗『キャスリング』

 相手『Nh4』 叶斗『Qd7』 相手『Bb5』

 叶斗『Bb5』 相手『Qf3』 叶斗『Qg4』

 相手『Qg4』叶斗『Ph5』 相手『Pd4』

 叶斗『Pg4』 相手『Nd2』 叶斗『Rh4』

 相手『Nb3』 叶斗『Rh2』相手『Na5』

 叶斗『Rh1』 相手『Nc6』

 叶斗『チェックメイト』


 叶斗『勝利したぞ約束通り報酬をくれ。』

 赤いドラゴンLv1『ああ分かった。じゃあくれてやる!ほれ』

 ここからどんどんドラゴンに勝負を挑んで行き、どんどん報酬を集めていった。

 そして、日が傾きかけてきた頃

 叶斗『そろそろ時間も遅いし行こうか』

 ホワイトクイーン『はい、そうですね。』

 そして移動中

『さあて丁度主人公達も移動中だし、チェスのルールも分からない人がいるかもだから、この時間を利用してルールを、教えてあげる。

 まず、盤の読み方。盤は、左からアルファベット順でaからhまで。縦の場合、下から、1〜8まで。駒の表しかた、K、Q、R、B、N、P

 駒の名前キング、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイト、ポーン、

 駒の動かし方

 ポーン、始め前2ます、次から1ますずつ。

 ナイト、よこ、または縦2ますそこからななめに1ます。

 ビショップ、斜めに動かす。

 ルーク、縦に進む。

 クイーン縦、斜め、横全てに、他の駒の所まで動かせる。

 キング縦、横、斜めに1ます動かせる。また条件が揃えばキャスリングと言ってルークと共に動かすことが出来る。


 おっ、そろそろ展開が変わるみたいだから僕の話は終わりにして、何、僕の名前が知りたいのかい、それは秘密さ、さて、と、僕はここで失礼させてもらうよ』


 叶斗達は、この世界の商店街に着いた。そして、戦って集めた報酬達を売って、とりあえず宿を借りることにした。そして、宿を借りたあとに、明日についてのよていをたてた。

 ホワイトクイーン『あの、明日はどうするのでしょうか?』

 叶斗『とりあえず、明日は、城の攻略でいいんじゃないか?』

 ホワイトクイーン『まあ、そうですね。』

 叶斗『さて、そろそろ飯の時間だ。まだお金は少し余ってるし、何か食べに行こうか。』

 ホワイトクイーン『はい』

 そして、

 叶斗『ここら辺で、おすすめのおみせないか?』

 ホワイトクイーン『ここら辺に来るのは初めてなので知りません』

 叶斗『そうかじゃあ、どうするか。お、何か良さそうなお店発見!そこで大丈夫か?』

 ホワイトクイーン『はい』

 叶斗『OK、じゃあそこにするか』

 叶斗『おー、なんか和風なお店だなぁ。さて、メニューと、結構魚料理多いね、ホワイトクイーン』

 ホワイトクイーン『そうですね』

 叶斗『何にしようかな、決めた。俺は、これにしようかな。ホワイトクイーンは決まった?』

 ホワイトクイーン『はい』

『すみませーん』

 そして、注文をし、食事を済ませたあと、宿に戻り、寝る前に、少しお話をした。

 叶斗『明日から、城の攻略だな、結構緊張するね!』

 ホワイトクイーン『そうですね。』

 叶斗『でもなんか、少し楽しみでもあるんだよなぁ』

 ホワイトクイーン『そんなんですか?じゃあ、明日に備えて、そろそろ寝ましょうか。』

 叶斗『お、そうだな。それじゃあ、おやすみ。 』叶斗は、この後、寝る前にこんなことを考えていた、『明日から城の攻略か、多分、今日見た城を攻略するんだろうな、あー、なんかドキドキしてきた』

 そして、ホワイトクイーンも、同じことを考えていた。そして、二人は、色々考えた後に、眠りについた。

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