第5話 三年の結婚生活

圭介24歳

会社勤めを始めて6年が経とうとしていた

圭介の働く職場には沢山の若い女性が

働いている

20人もの女性の中に男性はたった4人

いつしか圭介は女性の人気者になっていた


圭介は会社で仕事している時間の方が

家に帰るよりずっと楽しく過ごしていた


そしてある日優香と二人で

カー用品店に出掛けた

健太はクルマの部品を観るのが好きでクルマに

色んな物を取り付けていた

またいつもの様にカー用品を探している時

職場の女性に偶然出会ったのである


彼女の名前は西中 一代

年齢は20歳

彼女は当時付き合っていた彼氏と一緒に

健太と同じカー用品店にきていたのである

その時一代は初めて圭介の妻と対面し

挨拶を交わして買い物を続けた


家に帰って圭介は一代と

出会った事を気にしていた


自分の妻がこんなに太っていると思われる事が

嫌だったからだ


当時圭介は太っている優香に

痩せて欲しいという言葉を

掛ける事が出来なかった

その為余計気にせず優香は太り続けた

そして圭介は余計

嫌な気持ちになった


結婚して三年

二人の関係は益々崩れていった







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