作者のあおり文には記載されていますが、恋愛・コメディ・ミステリと政治色がほどよく混じった作品であり、中でもミステリ色が強い作品です。
第1話では、婚約破棄の裏にかくれた陰謀を、第2話以降では盗難事件をメインに扱っています。
上記のようなミステリ色の強い物語を、毒舌侍女(第2話以降は立場が追加)とポンコツ王子(学校の成績はいいようですが)の間のかけあい、というか侍女から王子への一方的な口撃を中心として描くことにより、非常に読みやすい作品となっております。
まずは1つのエピソードとして完結している第1話目を読んでみることをお勧めします。さらに第1話目が気に入れば2話目以降も読んでみるとよいかと思います。
また2020/7/24時点では連載中になっていますが、1つのエピソードの区切りで終わっているので、読んでみるのには非常に良いタイミングだと思います。
また次のエピソードが書かれることを楽しみに待っています。