第23話 こんな狭い部屋で…
お久しぶりです。著者の変態王子です。
ここのところ忙しく執筆の時間が取れなくなっていました。
また再開していきますので楽しんでいってもらえれば幸いです。
では、どうぞ!
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はあ、俺はなんでこんなにも女の子に耐性がないんだろうな。
狭山に顔を近づけられただけで相棒が大きくなるとか自制心なさすぎだろ、、、。
そんな悩みを溜息とともに吐き出す。
「こんな時は凪とイチャイチャしたいもんだぜ。」
「え?じゃあしよ?」
急に返事が返ってきたので驚き後ろを振り返ると俺の彼女の凪がいた。
「びっくりした!!いつからいたの?」
「ずっとまえから♡」
ゾクゾクっと背中をなめられた感覚が走った。
「まあそれは冗談でさっき職員室からでたらちょうどふみくんがいたから」
冗談にきこえないんだよな、このこの冗談、、、(笑)。
「それはそうとイチャイチャしたいって言ってたよね??」
うわ、やっぱり聞かれてるんじゃねーか!!!
「い、いや、まあ、かわいい彼女とそーゆーことできたらうれしい、じゃん?」
嘘じゃないけど恥ずかしいな、このセリフ。
「まあ、ほんと甘えんぼね(笑)。じゃあこのあと漫画喫茶にども行く?」
え、、、あの狭いところで二人っきり???
は?神じゃん。いい匂いしそう。
「い、いく!いきたいです!」
犬が散歩に連れて行ってもらえるような嬉しそうな表情してんだろうな、俺。
~~~
とまあ、学校から出て15分くらい歩いてホテルみたいな豪華な漫画喫茶に到着した。
「でっか、こんな立派なの初めて来たよ。」
「私も入るのは初めてよ。さ!入りましょ!」
そういって彼女は俺の袖を引っ張っていく。
「2時間コース、カップル席で!」
カップル席をやけに強調していた気がするが気のせいだろう。
薄暗い廊下をそさくさと歩いていくと俺たちの部屋がみえてきた。
鍵を開けるとパソコンと赤いソファーが置いてある。
正直ムラっときた。胸がドキドキする。
あれ?今回そーゆー回???18禁???
「ふみくん、鼓動うるさい。」
彼女が俺の胸に耳を当ててくる。
「う、うるさいなあ。好きなコと一緒にいてドキドキしないほうがおかしいだろ。」
あー鼻の頭がかゆいなあ、、。
「ふふ、かわいい。じゃあ、映画でもみようか。」
そういって彼女はパソコンを起用に操作して恋愛映画を再生した。
「じゃあみよっか、。」
そういう彼女の頬が少し赤くなっていることにまだ俺は気付かなかった。
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