第8話ヤンデレ喫茶
あれから数日が経った。
俺は凪と付き合っていこうと思っている。
昔から周りに見た目だけや噂だけで何事も決めつけられてきたからそんなやつらと同じ差別はしたくなかった
ちゃんと自分の目で見て判断するのが正しい人間のあるべき姿だと思う
いや、悪いな、なんか急にくさいこと言って。
~~~
今日は初めてのデート!!!
いやあ、うん。楽しみすぎて寝れんかった(笑)
二人で喫茶店に来ている。
「ここ、私すきなのよね。落ち着く」
彼女は髪を耳にかけながらいった。
「たしかに。ずっといれるなあ」
最初は古臭くてただの町はずれにある喫茶店だと思っていたが案外いいところだ
「でもいいの?私とデートなんかして。時間とかもったいなくない?」
こんなことを聞いてきた。家でゲームしてるより何倍も楽しいわ。
「え、凪といたほうが楽しいにきまってるじゃん」
彼女の頬が少しだけ赤くなったような気がした。
かわええ
「ほんとのほんと??」
「ほんとにきまってるじゃん」
首を2、3回縦に振った。
「えへへえ、うれちい♡」
ん?デレがすごいな。
こんなの見たことない。
あ、でもネットで見た話だとヤンデレってヤンとデレの差が激しいってあったな
こういうことだったのか。
俺は凪というヤンデレについて一つ詳しくなった
まあこのデレ期が終わったときが恐ろしいよな…。
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