第9話

巨大クルーズ旅客船。


名古屋港に寄港して。


不審者がいくつかいるとのことで。


調査の依頼が参りましたよ。


精鋭部隊が組まれて。


少数精鋭で調査を引き受けることに。


クレスケンスルーナ。

「どんな細かい事もチェックよ。」


リーリエ。

「不自然な所は特に念入りに。」


葵ちゃん。

「暗黒のオーラを感知しています。」


クレスケンスルーナ。

「どこ?」


葵ちゃん。

「貧しそうな服装をしている傾向がある。」


クレスケンスルーナ。

「追跡してみましょう。」


味方の魔法使い。


不審者と戦闘になりました。


追跡していた不審者。


振り向きざまに攻撃してきますが。


エネルギー弾を打ち払いましたよ。


不審者逃げる。


ヘリコプターがやってきたみたい。


船内で局地戦かな。


クレスケンスルーナ。

「あんたまた!」


フィロー。

「仕方がないのです。」

「ただ操られて。」

「私を救ってください。」


リーリエ。

「容赦はしませんけれど。」


モナ。

「政治家の婦人を人質にさせてもらう。」

「民間人もだ。」


クレスケンスルーナ攻撃。


あまりに重い攻撃で。


モナ吹っ飛んでしまう。


フィローがエネルギー波を浴びせてくる。


クレスケンスルーナ。

「直撃!?」


範囲が広くて避けられない!?


葵ちゃん跳ね返す。


フィロー。

「この娘侮れない。」


葵ちゃん。

「戦いには慣れました。」


リーリエが背後にまわってきて。


フィローと鍔迫り合い。


クレスケンスルーナの重い攻撃。


エネルギー波を増幅して解放。


クレスケンスルーナ後ろに仰け反る。


フィローが追撃。


しかし葵ちゃんがスピキュールを当てました。


フィロー。

「うっ!?」


モナ。

「あんたら援護。」

「作戦失敗。」


狂信者。

「了解。」


異端者。

「後は任せろ。」


クレスケンスルーナ。

「こいつら!!」


異端者。


鉄の棒で攻撃。


クレスケンスルーナが斬りかかる。


いざ討ち合うと。


大きく仰け反り。


異端者吹っ飛ばされてダウン。


狂信者。


ハンドガンで攻撃するも。


リーリエ。


手の平を前方にかざすと。


弾丸が跳ねていく。


異端者。

「前方からは抜けない!?」


後ろから葵ちゃんに斬られて。


異端者ダウン。


将校を追いかけますが。


既に脱出しており。


足止めされたものの。


掃討戦に移行し。


すべての敵兵を排除。


正統派の勝利に終わりました。


クレスケンスルーナ。

「あおいちゃんナイス!」


葵ちゃん。

「充分にやれました。」


リーリエ。

「さすがね。」

「しかし敵さん。」

「単純な攻撃を仕掛けたわ。」


葵ちゃん。

「報道させて印象操作とか。」

「目的が別にあるとか?」


クレスケンスルーナ。

「あっ!それだ。」


リーリエ。

「図星。」

「それだよ。」

「報告しなきゃ。」


もちろんニュースで。


不審な点がありましたが。


放送倫理に撃破されましたよ。


他にもいろいろ目論見があったようで。


船の占領は建前だったようです。


思ったより高度な技をかけてきます。


しかし。


ディーミディウム。


一時期は最盛期を誇りましたが。


必衰の理。


少しずつ弱体化しているようで。


自然災害としての役目を果たしたら。


全滅してしまうかもしれません。


儚い歴史に華を添える。


捨て駒ですかね。

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