時噛ミ蛇と木の能力

~月~

 東京、新宿。

 

 夜の歌舞伎町かぶきちょう歓楽街かんらくがい。エアコンの室外機が数個、設置せっちされているだけのだだっぴろいビルの屋上にたたずむ一人の男、三代西威みしろせい


 西威は手摺てすりに両腕をあずけ、十数メートル下のあでやかなネオンやみだらな看板かんばん所狭ところせましとひしめき合うまちの通り——そこを足早あしばやう人の群れをただ、ながめている。


よくあふれている。人間こそ、しん悪魔あくまだ…ってね」


 西威せいは軽いため息をまじえながらひとごとをこぼした。黒い半袖はんそでのワイシャツに赤いスキニー。腰には二本のカタナ。その表情ひょうじょうは、人間をあわれんでいるようにも見えるし、どこか、下等かとうな生き物を見下みくだす表情にも見える。


 西威せいの後ろから足音が聴こえた。

 金属きんぞくの階段をのぼ革靴かわぐつの音。

 足音のぬしは屋上にたどり着いた。

 その人物は西威せいの背中に声をかける。


「100万ドルの夜景やけいは、ここにはねぇぞ」


 タバコの吸いすぎのせいか、ハスキーで漢らしさを演出する声。その声を耳にした西威は、かえりも、おどろきもせず、「この街のよくをかき集めれば、100万ドルじゃ足りませんよ。先輩せんぱい」と、そのままの姿勢しせいで応えた。


 先輩と呼ばれた男——雑賀仁さいがじんは、西威せいと同じく屋上の手摺てすりまで歩くと、どこをながめるでもなくその場に立った。漆黒しっこくのノースリーブフード付きコートに赤いワイシャツ、討魔分隊とうまぶんたい制服せいふくの腰には、一振ひとふりの刀とソードオフショットガン。並んで立つ西威せいじんあいだには、2メートル程の距離が空いている。仲の良い友人ならば、もう少し近くで話すはず。


「どうだ、白魔はくまになるってのは」


 仁がたずねる。

 タバコは、吸っていない。


「いいもんですよ。腹も減らない、睡眠すいみんもいらない、女にも興味きょうみかない。人間もこれくらい無欲なら、世の中も少しはマシになりそうですよ」


 西威は口角こうかくを持ち上げて応えた。そのまま、特にわるびれる様子もなく、「僕、死んだことになってます?」と続ける。「特異型死亡認定とくいがたしぼうにんてい、その辺の悪魔と同じあつかいだわ。安心しろ」仁は表情を変えずに答えた。


「そうですか…なら、よかった」

「お前がまるで、自分が白魔になるとわかってて掛けたご立派な死亡保険しぼうほけんのおかげで当分、お前の家族は金に困らねーわな」

東子とうこは、申請しんせいを出しましたか?」

「この間、高校卒業後の入隊希望にゅうたいきぼう受理じゅりした」

「そっかー! 嬉しい、嬉しいな! 東子も討魔分隊とうまぶんたいに入るのかぁ…。鼻が高いよ」


 西威は嬉しそうに背伸びをした。

 そのまま視線を空にうつす。

 黄金色おうごんいろ満月まんげつが見えた。

 その耀かがやきは秋のおとずれをにおわす。 

 西威は夜風を味わうように深呼吸。

 真っ白な髪の毛が生温なまぬるいビル風に吹かれる。

 髪は少しだけなびいた。


「で、こんなところで〝誰〟を待ってる。西威」


 仁は、左にいる西威の方を向いた。仁の右手は、刀に軽くえられている。刀の柄頭つかがしらにぶら下がっている大粒おおつぶの数珠がちゃり…と少しだけ鳴った。


いて言えばネズミかな」

「やっぱりいるのかネズミは」

十二支じゅうにしの始まり…、白魔はくま頂点ちょうてん。そりゃいますよ。僕が証人しょうにんだ」

「はぁ…、すえだわな」

「少しは〝シゲキ〟がないと。人間だってつまらないでしょう?」


 ネズミ——白魔はくま。人と同じように生活をし、見た目は普通の人間と変わらないが、素養そようある人間を白魔に変えることができる、白魔はくま源流げんりゅうとも言える存在だと、悪魔祓いの伝承にはそう書いてあるが、実態は定かでは無い。


「今までもどこかに居ましたよ、ネズミは。時にそれは政治家せいじかだったかもしれないし、大企業だいきぎょうの社長だったかもしれない。〝白魔の王〟としての姿を見せず、人として普通に生活をしながら、悪魔を増やし、選ばれし者を白魔にする」


 西威は言いながら、人差し指で手摺てすりをトントン…と軽く叩いた。


「なら、お前は〝誰〟に白魔の力をもらった」


 仁は見たくもない夜景やけいを見ながら言った。


「それは言えませんよ先輩。すいません」

「ネズミは何人いる?」

「それも言えません」

「白魔になったのはお前の意思か?」

「そうです。僕には〝素養そよう〟があったみたいですね」


「そうか…」


 仁は左手でショットガンを抜いた。

 左にいる西威の顔にまっすぐ向けた。

 迷わず発砲はっぽう

 散弾銃さんだんじゅう薬莢やっきょうはじける音。

 ビル下を歩く通行人つうこうにんは上を見上げた。

「ヤクザの抗争こうそうじゃない?」

 群衆ぐんしゅうの中で誰かが笑いながら言った。

 ショットガンからはなたれみだれ飛ぶ黒い弾。

 10数発すうはつの散弾。

 西威の右頬みぎほほを確実にえぐるコースを飛んだ。

 銃弾は西威の右頬みぎほほ20センチ手前で静止せいし

 空中でピタリと止まる散弾。

 破壊力など——

 微塵みじんも感じられない。


「先輩、こんなところで銃を撃ったら、警察が来ますよ?」西威せいはニコニコしながら言った。相変あいかわらず夜景を見ている。西威が少し力を抜く。空中で止まっていた銃弾たちは、ぱらぱらと無力に––––コンクリートの床に落ちた。


「残念ながら、俺がその警察だわ」

「その辺のおまわりさんは、討魔分隊とうまぶんたいなんて知りませんよ」

「たしかに、言えてるわな」


 じんは腰の刀を抜きながら、体幹を回し、ステップ。その動きで2メートルの距離をちぢめる。刀に回転のいきおいを乗せる。強力な袈裟斬けさぎりを西威せいに振った。瞬間——西威は右手を仁に向けて伸ばす。刀は西威の右手まであと数ミリの距離きょりを残して静止。ピタリと止まる刀身には半透明はんとうめいの蛇がからうごめいている。蛇は、少しずつ仁の右手へとって近づく。仁の指先から腕への感覚が——段々となくなってゆく。


「氷の力はどこ行った」


 仁がにらみながら言う。


「こっちの方が〝僕好み〟でして」


 じわじわと仁の右腕みぎうでい進む、透明なヘビ


針根はりね!』


 蛇が自分の首元に届く前に、仁はじゅつとなえた。先ほど床にらばった散弾たちが突然〝先のとがった木の根〟に変貌へんぼうした。長く鋭く伸びたその木根もっこんたちは触手しょくしゅのようにうごめきながら、それでいて的確てきかくに、西威せいの体に穴を開けるという明確な意思にしたがい、西威を足元から次々とおそう。


(先輩の時間差攻撃じかんさこうげき…、やっかいだけど相手しなきゃ、か)


 足元から一本づつ、じゅんを追って飛んでくる約11本のするどい根——西威は1本目をバックステップで避ける。そのまま、数本の根と踊る。尖った根は何度も頬をかすった、しかし西威は微笑んている。焦っていない。必要最低限の動きで、根を躱している。余裕がある。5、6本の根をかわしたのち——西威は右手を持ち上げ手のひらを開く。根の尖端せんたんは西威の手前でピタリと止まった。よく見ると半透明はんとうめいの蛇が数匹、迫りくるやりとも言える木の根の、その尖端せんたんにそれぞれ噛みついている。宿主やどぬしの西威を守っている健気けなげな姿が、うっすらと見てとれる。


「ここには土がない、木は育ちませんよ、先輩…!」


 西威せいは言いながら左手も持ち上げる。


時返トキガエシ…』


 西威が呪術じゅじゅつとなえると。木の根は一度、逆再生ぎゃくさいせいしたように、シュルシュルと引っ込みたねに戻った。次の瞬間、再び出現した木の根は、迷わずに仁をおそった。自分にされたことを、そのままやり返すかのような西威せいの技。仁は迫りくる根の尖端せんたんかわしながら刀で根を次々とせる。斬られた木の根はすべてちりと化した。それは、悪魔を斬った時と全く同じちり——。


「ちっ…飛び道具はダメか」


 木の根を全て斬りくずした仁は、少し苛立いらだちを覚えながらショットガンを片手でクルッと回し、リロード。続いて自身の足元に発砲——コンクリートに埋まる銃弾たち。ハチみたいな銃痕じゅうこんを片足で踏む、すぐに術を唱える。


蔓翔つるがけ!』


 〝植物しょくぶつつる〟が仁の両足にからみついた。そのつるはとてつもない速さで床を這い、西威に向かってまっすぐ、突進とっしんするいきおいで伸びた。仁はそのつるに身体を高速ではこばれ、数メートル先の西威せいに斬りかかろうとかまえる。一刀の元に確実に切り捨てる——その気迫が瞬く間に西威に迫る。


(先輩が正面からイノシシみたいに攻撃するわけない、何かくる…)


 西威せいに刀が届くまでのコンマ数秒すうびょう——仁はじゅつとなえながら右のわきの下に銃身じゅうしんをまわし、自分の背後はいごに向けて銃を撃つ。


針根舞はりねまいきょう!』


 銃口じゅうこうからは銃弾ではなく〝約10本のほそい木の根〟が飛び出した。クラッカーのように撃ち出された木の根は途中で2倍の太さにふくらみ、尖端せんたんと鋭く、硬く尖らせる。そのまま、仁の背後で左右さゆうに大きくに広がると、すぐに西威に向かって方向転換ほうこうてんかん。高速でかける仁の両側面りょうそくめんから回り込むようにして、複数ふくすうの鋭い根は、西威の全身をつらぬくため、無駄むだのない動きで迫る。


(三点攻撃か…、蛇だけじゃ防げないな…! 本当に厄介なお人だ!)


 左右からは約5本づつの鋭い根。

 正面しょうめんからは、仁とその刀。

 前、右、左の三方向から——

 一度に攻撃を受けようとする西威。

 とっさに左右からおそう根を〝ヘビ〟に受け止めさせる。

 そして仁の刀は、

 右手で抜いた自身の刀で受け止める。

 

 夜の歓楽街かんらくがいに重くきしり合う剣戟けんげきの音がひびく。遠くから、パトカーのサイレンの音もわずかに聞こえてきた。「先輩、タイホされちゃいますよ? 銃刀法違反じゅうとうほういはんだ」

 西威は自分の刀をじんの刀に押し付けながら、にこやかに言った。「刀を抜いて言うセリフか? 特異型死亡者とくいがたしぼうしゃ」仁も負けじと右手の刀を西威の刀に押し付ける。


 双方そうほう、片手と片手の、鍔迫つばぜい。西威の真っ赤な蛇目へびめが仁の人間らしい目に禍々まがまがしく視線しせんそそぐ。足元のつるは仁の体をしっかりと固定し、支えた。常人離じょうじんばなれした白魔の自分ですら、力負ちからまけしそうな程のあつを、西威は仁の刀からひしひしと感じる。

 

 一方いっぽう、鋭い木の根は尖端を蛇にまれ、止まっている。蛇があごに力を込め、つらそうにしながらなんとか根を押さえ込んでいるその姿から——仁のあつかう植物の能力のうりょく物理的ぶつりてきな力のみならず、それ自体に悪魔あくまはらう力があることが見てとれる。普通の悪魔なら、根に体をつらぬかれただけでちりとなるだろう。


「やっぱり…、すごいや! 先輩の能力は、すごいや!」

「うるせぇ、黙って闘え! バカ後輩が!」


 数秒の鍔迫つばぜりり合いののち西威せいの真後ろからビルを蹴って飛ぶ足音あしおとがした。30メートルの距離を5、6歩で飛ぶほどの高速で近づく一人の女性らしき影が一瞬いっしゅん、見えた。目にも止まらぬ速さで西威せいの背後まで近づくとその女性は、即座そくざ居合斬いあいぎりりをはなつ。


「せんぱいに何してんのよゲスへびハクマ今すぐ死ね…っ!」


 俊足の縮地しゅくちで突然に現れた女性の、目に見えぬほど素早すばやく振られた刀身は、西威の背中から生えた半透明はんとうめい蛇一匹へびいっぴき紙一重かみひとえで受け止められてしまう。


(あぶな…、1匹残しといて正解だったね。援軍か、なら僕も…)


 背後から急襲きゅうしゅうした覇南彩音はなみあやねに西威はおどろきもせず、ニコッと微笑ほほえみながら仁に「おや、先輩…随分ずいぶん〝かわいい後輩こうはい〟をおれだ」と冷やかす。「ただの〝じゃじゃ馬〟だわ」
 仁は右手に力を込めながら応える。「えー!せんぱい、ひどーい♡」彩音あやねじんの発言に反応した。


 しかしすぐに彩音あやねは後ろを向いた。

 後方から6匹の悪魔が飛んでくる。

 西威の増援ぞうえんと言ったところ。


「せんぱい! 来てる! アクマ!」


 仁は西威の刀をはじく。

 鍔迫つばぜいを終わらせた。

 蛇たちもシュルシュル…と西威の体に戻った。

 木の根もしなびて床に横たわる。

 彩音あやねの刀も蛇から解放された。

 すぐさま瞬足しゅんそくで西威から距離をとる。

 西威は屋上の手摺てすりにスッと飛び乗る。

 刀をおさめると、両手を広げ——


「ここに雨が降るよ! りゅうは産まれた! 楽しみにしてて…先輩!」


 そう言って仁の方を向きながら、西威はビルの屋上から飛び降りる。「待て! どうゆうことだ! 説明しやがれ…! 西威!」仁はあわてて手摺てすりまで走り、身を乗りだす。西威が飛び降りた場所を血眼ちまなこ見渡みわたす。

 

 西威は––––いない。


「ちっ…! くそっ!」仁は悔しそうにグーで金属の手摺てすりを叩いた。「せんぱいっ!!」彩音あやねが空にいる悪魔を見ながら叫んだ。6匹の悪魔が波状攻撃はじょうこうげきで二人に飛びせまる。しかし、相手はプロ中のプロ。まるでテニスプレイヤーがたまを返すように、悪魔たちは軽々かるがると斬りせられてゆく。時間にして1分とかからなかった。じん彩音あやねの力の前に、悪魔達は残らずちりとなった。


 一旦いったん、静まりかえるビルの屋上。


 すぐに何も知らない警察官達けいかんたちがドタドタと賑やかに足音を鳴らし、階段をけ上がってくる。屋上にいる仁と彩音を見つけるやいなや、二人に銃口じゅうこうを向けて叫んだ。


「さっきの銃声はここか! 武器を置いて手をあげろ!」彩音はため息をつきながら納刀のうとう。仁も武器を納め、ポケットからタバコを取り出し、火をつけた。「お、おい! ふざけてるのか! て、手を…あげろ!」仁は口では応えず、ふー…とけむりを空に吹くと、左手で胸ポケットから警察手帳けいさつてちょうを取り出して警官達に見せつけた。


「おい、これ見てもわかんねぇか?」


 目をらす、警官。


「そ、そんなのおもちゃの手帳に決まってる! コスプレかなんかだろ!」


 はー…とあきれ顔でため息をつく彩音あやね

 じんも、「こりゃダメだわ」と言って手帳をしまった。


 すると、二人に銃を向ける警官達のあいだから、水色のラフなワイシャツを着た刑事けいじらしい人物が、警官のれをかき分けて前に出てきた。仁の制服せいふく、刀、床にらばるちり、それらを一望いちぼうすると、すぐに頭を下げた。


「か、介入かいにゅう!も、申し訳ありません!」


 急に頭を下げる上司にポカンとする警官達は「撤収てっしゅうだ!バカ!」と刑事に怒鳴どなられると、納得なっとくがいかないような顔をそれぞれに並べながら、その場から去った。


 再び、静まり返る屋上。


 遠くの夜空から、ヘリの羽音が近づく。討魔分隊とうまぶんたいのヘリだ。彩音はあわいピンク色のツインテールの髪をらしながら、ピョンピョンと嬉しそうに跳ねてじんに近づいた。束の間でも二人きりになれたのが嬉しいらしい。大人の男らしいダンディな魅力がにじみ出るその横顔を、頬を可愛かわいらしく紅潮こうちょうさせながらのぞき込む。


「せんぱーい♡ けが、ないですか? なんなら、わたしが、一晩じゅー、かんびょーしてあげますよ?♡」仁は、タバコをふー…と夜空に向けて吹いた。「おい、雨具あまぐ、持ってるか?」彩音は、頭の上にハテナを作る。「えー? 確か天気予報てんきよほうだとぉ、こんしゅーは雨、降りませんよ? あ、せんぱい、もしかして雨男あめおとこさん? かわいいぃ♡」


 キャピキャピする彩音を無視して、仁は夜空を見つめている。先ほどまで黄金色おうごんいろに光っていた満月まんげつに〝黒い薄雲うすぐも〟がかぶさり、月は輝きを失っていた。その光景をタバコの煙でわざと隠すように。ふー…と視界を煙でたした。仁は頭の中で独り言をつぶやく。


(雨が降る…か…)


「せんぱーい、あまやどりならぁ、私の家がいてますよー?♡」


 わざとらしくモジモジする彩音。仁は、彩音を無視してもう一度、けむりを月に向かって吹いた。一旦いったん、月そのものがけむりで見えなくなる。——煙は数秒で視界しかいから消えると、月にかぶっていた黒い薄雲うすぐもに少しだけ穴が空き、そこから一筋ひとすじ月明つきあかりがした。


救世主きゅうせいしゅでも来るってか? なら、心配ねぇか…)


 仁はフッ…と煙をはいからすべて出し切り、タバコを携帯灰皿けいたいはいざらに突っ込んだ。横で「せんぱーい、聞いてますー?」と言いながら頬をふくらませる彩音あやねに、じんはやっと口をきく——。


「動きやすいカッパ…、買っとけ」




 刀闘記


 ~月~

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