第10話 ドバイ空港での朝
すみか、すみれはケバブも食べ、ワインも飲んで、お腹を満たし幸せなひと時を過ごしていた。
すみか「トランジットなのに、こんな贅沢していいのかね?すみれちゃんと運命的な出会いができたことに感謝をしないとね。これから、約1年間は、パリでもお世話になるだろうしね。すみれちゃんよろしくね。」
すみれ「いやいやこちらこそ、よろしくお願いします。今ドバイ時間で深夜の1時半位ですね。少し寝ませんか?」
すみか「そうだね、フライト時間ってお昼の14時だよね?少し仮眠しようか?」
すみか、すみれは仮眠をしようと思い、仮眠室を探しいていた。仮眠室が見つかり、運が良く2人が入れる仮眠室。
すみれ「2人入れる仮眠室っていいですね。なんか私達青春って感じですね」
すみか「ねぇ。本当だよね。今日知り合ったのばっかりなのに。とりあえず寝ましょう。朝は、8時位に起きれば良いよね?おやすみ。」
すみれ「はい、朝8時に起きましょう。おやすみなさい」
部屋を暗くして、すみか、すみれは寝ることにした。
朝8時になり、携帯のアラームがピーピーとなりだす。すみかとすみれは同時に起きる。
すみか「まさかに同時に起きるとはね。どこまで私達似ているんだろうね。」
すみれ「ですよね。まさかアラームで2人同時に起きるとは、びっくりですね。」
すみか「朝のご飯でも食べようか?」
すみれ「はい、私あまり朝得意ではないので、朝早く起きて、朝早くご飯食べるとか少し新鮮さを感じます」
すみか「私も朝苦手だから、昼と朝が一緒のパターンが多いかなぁ」
すみれ「そういうところも似ていますね。びっくりですね。知れば知るほど、お互いの似ているところが多くて、私はすみかさんのことが好きになります」
すみか「ねぇ。人は知れば知るほどその人のことを好きになるとも言われているし
ね」
すみか、すみれはカフェに入り、コーヒーと卵焼きとパンなどを食べてたりして、
朝の楽しいひと時を過ごした。
すみか「まだ朝の9時だし、14時15分までのフライトまで時間あるし、別行動でドバイ空港探索しない?」
すみれ「いいですね、ドバイってお金持ちの国だから本当魅力的なお店も多いし、見ていて楽しいですよね。1人で少し回ってみたいとも思っていました」
すみか「パリ行きのゲートまだ案内表示板出てないから、13時位に受付カウンターの前にある時計台でいいかなぁ?」
すみれ「はい、いいですね、13時に時計台の前で待ち合わせにしましょう」
すみか、すみれも別々の行動をしたが、これがのちに大変になることは
この時のすみか、すみれは知る由もなかった。
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