1-1.5

あの子と別れた後、容疑者の乗ったパトカーに乗って、署まで連行している。

捕まった男は口を開け、ぽかんとした表情をしている。


「おい。刑事さん。」


「なんだい?」


「あの高校生は何者なんだ。撃たれてもへでもない顔して立ち上がりやがった。あれは本当に人間か?」


「普通の人間だよ。ただ、あの子の事はこの世界が特別扱いしてると言っても過言ではないかな。」


「なんだそれ…。」

男は納得できていない感じの返事をする。


あともうちょっとで署に着く。

そこでもうちょっと話を聞かせてやろう。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る