「……そんな訳だから、黙ってアンタは【その力】を貸せばイイの!」
突如、魔族のエリート美少女に命を救われた主人公。
物語は、そんなダークファンタジーな世界観から始まります。
私が今回注目したのは「読者を楽しませたい気遣い」が感じられるところでしょうか。
今作品には「1話毎の文字数」と「作中に描かれている時のBGM」にこだわっているというところですね。
私自身も勉強になったのですが、こういう描写を描くときはこのBGMを起用して書いているんだと頷きながら読み進められましたし、なにより作者と読者が一緒になって物語を見れるというところに、凄さを感じました。
一般的には「私の作品を見てーっ!」っていう作品が多い中(これも勿論、大切なことですが)、そこだけに拘らずに世界観を楽しませるための工夫に私は素直に感心しました!作者様の「優しさ」が感じられると思いました!
まだまだ物語は始まったばかりですが、どんどん今よりも面白くなっていくと思いますのでぜひご覧下さい!