第12話 ループの惑星

「準備はできたのか?。」


ネテリークが銀龍号の前で俺とムムを見送りにきていた。

ムムと一緒にエヴェルティア(未確宇宙領域)で宇宙航行するためである。宇宙冒険者のライセンスを持っているムムが同行してくれるが。あくまで未開惑星の探索ではなく手にいれたランディル文明の遺産である宇宙船の試験航行である。惑星には探索しない。ただ補給で惑星に立ち寄ることは許されている。が、あくまで補給だけで未開惑星の探索までは許されてない。何故ならまだ未熟で半人前である俺が危険地帯があるかもしれない未知の惑星に探検探索することは命とりだからだ。ムムは宇宙冒険者としてのライセンスを持っていてもムムが俺を完璧に守ってくれる保障がないというベテラン宇宙冒険者ネテリークの判断である。俺としては未開惑星を探検探索できないのは不満であるが。未熟、半人前であるのは事実だし。まだ危険な生物や環境に対応できるほど経験が浅いのだから致し方ない。スリルは好きだが。考え無しにスリルを味わうほど俺は馬鹿ではない。喧嘩は考え無しにやることもあるが。宇宙冒険や惑星探索に関してはある程度経験、知識が必要だと熟知している。


「ああ、問題ない····。」

「ムムがいるとしてもあまり無茶をするな。後、遊星群などには入らないこと。操縦を教えたと言え。わざわざ危険領域に入る必要性はないからな。あくまでも隕石群の回避はヴァーチャルシュミレーションのSクラスをとってからだ。」

「わ、わってるよ!。たく、心配症だな。あんたは俺のおかんか!。」


ヴァーチャルシュミレーションとは宇宙航行探検訓練する仮想空間シュミレーションである。実際宇宙航の航行を体験できるゲームのようなものであり。ネテリークの家に俺の為に設置したのである。


「それとこれを持っていくといい。」


ネテリークはそう言うと何か指に摘まむ程度の花をみせる。

その花は薄く透明な見たこともない碧い花であった。花は開いてはおらず蕾のままであった。


「何だこれは?。」


俺はネテリークから植物の知識を教えてもらっているが。花に対して興味あるわけではなく。いや、一般の不良が花に興味持つことなどあり得ない。実際花好きなメルヘンチックな不良がいたらそれはそれで気持ち悪い。。



ネテリークは俺の上着の右胸ポケットにスッとその碧い花を添える。



「パリィす、いや、地球言語ではトキネソウという花だ。この花は特殊な花でな。いつ咲くか解らない花だ。」

「いつ咲くか解らない?。いつの季節に咲くか解らないってことか?。でも宇宙空間に季節は関係ないだろうが。」


俺は眉を寄せ困惑する。


「いや、季節は関係ない。このトキネソウは宇宙だろうと他の惑星だろうと環境に適合できる不思議な花なんだ。そして言葉通りいつどこで何時咲くか解らないということだ。というよりは花が咲いた所など、一度も見たことがない。」

「ん?、花なんて普通いつ咲いたか解らないものだろう?。」


花がいつ咲くかなんて普通は解らないものだ? 四六時中見る訳じゃないし。監視カメラを設置して観察する以外ないだろう。


「トキネソウは監視カメラで確認しても花が開く所は確認できなかった。いつの間にか花が開いていたんだ。」


ネテリークの話に俺は更に眉を寄せる。


「どういうことだ?。」


監視カメラでも花開いたところが確認出来ないって確かにおかしい話である。


「研究者が調べたところではこのトキネソウの周囲にはどうやら別の空間、時間が流れているようなのだ。だからいつ花が咲いたかも解らない気付かない。」

「別の空間、別の時間ね····。」


正にSFって感じだな。ミスティックファイブ(五つの謎)のような不思議な謎のようなものがまだ他にもあるのだと思うと俺としては何だかわくわくする。


「初めて入手した船の航行だ。御守として持っていくといい。希少だから大切にするんだぞ。」

「解った。有り難く頂くわ。」


俺は素直にトキネソウを貰う。

胸ポケットに花を忍ばせるなど少しキザに思えるが師であるネテリークの餞別だ。有り難く頂戴しよう。


「そんじゃ。行ってくる。」

「ああ、気をつけてな。あまり無茶はするなよ。」

「解ってるよ。」

「キィ、ネテリーク行ってくる!。」

「ああ、大翔のこと頼むよ。」

「キィ。」


長い尻尾を揺らし。ニッコリと微笑む。

銀龍号に乗船し。入り口のハッチ扉が閉まる。

俺とムムは操縦席に向かう。

ムムはペタペタと隣の操縦台に触れるとメタル感溢れる球体が現れる。

ムムの小さな真っ白な毛並みを球体に触れる。

この船の操縦と試験飛行を何度か試して解ったことだが。この船は重力に影響しない。この船体は稼働して発進すると未知のコーティングをされ重力の影響を受けなくなるのだ。ネテリークの惑星内を試験飛行したら重力の影響を一切受いことが解った。下降も上昇も違和感なく普通に行えた。それとこの船の限界スピードも解らない。試験飛行で速くしようおもえば音速も光速も普通に越えられる。普通は音速も光速も越えたら船内の船員は五体満足まともにはいられない筈だが。この船にはその常識は通用しない。音速も光速越えても平気である。しかし何故だかこの船にワープシステムのようなものはなかった。音速光速越えるスピードがあるのにワープシステムが無いとは性能としては支離滅裂である。だからもし宇宙探索、航行するならばワープ無しで音速光速越えるほどのスピードで宇宙を探検探索しなくてはならないのだ。ワープ出来ないのは残念だが。まあ、速いからいいかと俺はこのランディル文明の宇宙船の性能を深く考え無いことにした。


『認証確認、銀翼ヲ発動シマス。』


脳内に宇宙船のAI か解らないが声が入ってくる。


ブワサッ

船体の側面部分から銀翼が生える。

銀翼から粉雪のような銀色の粒子が放出される。

ぼおおおおおお


俺はハンドルを上げ。ペダルを踏む。

ペダルはアクセル、ブレーキと操作方法はシンプルだった。

後はハンドル操作とどうやらこの船体はハンドル通じて俺の思考に繋がっているらしい。 

ネテリークの見解ではランディル文明の宇宙船のAIが操縦者の脳波を読みとり。操縦そのものに転換しているそうだ。

何から何まで近未来的である。

そのおかげで複雑な操縦方法を強いいられずすむのだからランディル文明の遺産の小型宇宙船は儲けものである。

銀翼が動くと船体は不思議な膜でコーティングされる。このコーティングの膜は重力を無効にする左様がある。

俺はハンドルを手前に引く。

AI が脳波を読み取り。俺の思考通りに船首が上空へと傾く。


「銀龍号発進!!。」


俺は思わずはしゃぐ子供のような掛け声を発する。

アクセルペダルをおもいっきり踏む。

おおおおおおおおん~~~~

銀翼はバサッと音を立てると一気に静音の機械音を鳴りながら物凄いスピードで大気圏を突っ切った。


ごおおおおおおおおおおおおおおおおん


宇宙空間で船体が安定するのを確認すると俺はペダルとハンドルを離す。

ランディル文明の遺産の宇宙船はAI の自動操縦を脳波で決められるのだ。異常事態時も脳波を通じて連絡してくれる。

ランディル文明の遺産は操縦含めて近代的である。平たく言えば楽である。ただ欠点があるとするならばもし故障したら誰も治す事が出来ないことである。ランディル文明の遺産の技術に詳しい人物を捜す必要性がある。ネテリークに聞いてもランディル文明の遺産の技術に詳しい人物は知らないそうだ。研究者がいても治すとこまでは出来ないそうだ。これは今後の課題だろう。


「ムム、これからどうするんだ?。ネテリークは全てムムに一任しているが。」


ムムは見た目に反してベテランの宇宙冒険者である。本当に見た目反してだが。


「キィ、一通りエヴェルティアを航行したら何処かの惑星で補給する。」

「補給するためにエヴェルティアの惑星に立ち寄るのか?。危険じゃないのか?。」


ムムはすっと手を見せる。白い毛並みの細い腕に腕時計のようなものを装着していた。腕針などはなかった。


「それは?。」

「サーチマーカー。宇宙冒険者のライセンスを持っているなら誰でも所持している。」

「それが一体何なんだ?。」


サーチマーカーと腕時計のようなものが何の役にたつのか俺には理解できなかった。


「キィ、サーチマーカーはマーカーをサーチするもの。エヴェルティアには宇宙冒険者が立ち寄った惑星にはマーカーがつけられる。マーカーの色でこの惑星が安全か危険か判断する。青なら安全、黄なら注意、赤なら危険。何もなかったら誰も立ち寄っていない証拠。それらを判断し。宇宙冒険者はエヴェルティアの未開惑星を探検探索する。」

「なるほど。つまりマーカーはマーキングのようなものか?。」


俺は頷き納得する。


「キィ、大翔。マーキングなんてえっちぃとてもえっちぃ♥️。」


ムムは何故か頬を赤らめ白い毛並みの小さな両手で顔を覆い。長い尻尾をふりながら恥ずかしそうにする。

マーキングが何処がえっちぃのか意味解んねよ。

俺は微妙な顔を浮かべる。

一通りエヴェルティアで航行する。

同業者である宇宙冒険者には出逢わなかった。

まあ、宇宙は広いからしょっちゅう出逢うものではないかもしれない。

ある程度エヴェルティアの航行を楽しみ。俺とムムら補給場所である惑星を捜す。


「大翔、ここがいい。マーカー4、色、青。宇宙冒険者達はこの惑星から三船出ている。でも一船残っている。」

「つまり同業者と鉢合わせするということか?。危険じゃないのか?。」

「大丈夫。ここ資源が無い惑星。水と空気はあるけど。殆ど荒野。」

「解った。その惑星に向かおう。」


もし鉢合わせする宇宙冒険者は危険な奴等なら。

俺はそっと腰ベルトの左右ホルスターにおさめられた銃に手をやる。

操縦席のハンドルを掴む。

アクセルペダルを踏む。

思考は下降するイメージで。

船体は下に傾く。

バサッと銀翼が跳ねると静音とともに惑星の大気圏に進む。

重力無効の膜がコーティングされ。圧を感じずすんなり進んだ。


ビー ビー


『受信ヲ確認。』

「何だ!?。」


俺は突然脳波からくるAIの報告と船内の警告音に困惑する。


「キィ、多分この惑星に滞在している宇宙冒険者達からだと思う。」


ムムはメタル感溢れる球体に手を添えるとモニターが現れる。ソナー機能もあり。モニターには発信元である地点が点滅していた。


「ムム。行ってみるか?。俺としては同業者と鉢合わせすることはあまり宜しくないと思うんだが。」

「大丈夫。発信元の相手に悪意は感じない。ムム。解る。」


そういえばコジョ族は善人か悪人か判断できるとネテリークから聞いていたな。


「解った。行ってみよう。」


俺はムムの勘を信じ。発信元の元に向かった。

おおおおおおおおん


発信元の地点に到着すると地上にはテントと宇船が見える。どうやらここでキャンプをしているのだろう。


俺は宇宙船とテントから少し離れた場所で宇宙船を止め。静かにゆっくり惑星の地上に着地させる。

俺とムムは操縦席をから離れる。

悪意がなくても一応俺はホルスターに銃を用意する。 

警戒は怠るつもりもない。

宇宙船のハッチの扉が開く。


「やあやあやあ、君達も冒険ですかなあ?。」


いきなり出迎えたのは快活そうなフレンドリー溢れる中年の男だった。男の後ろにはその男の妻と思われる女性もきていた。耳が尖っているので何処がの惑星人(ネヴィト)だろう。

俺は一瞬しかめ面をする。

同業者なのに無用心ではないかと。宇宙冒険者仲間でも初対面は警戒するものではないかと。とりあえず敵意は無さそうなので返事は返す。


「どうも···。」

「私達も家族で宇宙冒険者をやっているのだよ。いや、やっぱ冒険は良いですなあ~。」

「あの·····。」

「ああ、すまんすまん。自己紹介はまだだったね。私は宇宙冒険者をやってるアウレ・クレフトだ。隣にいるのは妻のネウシ・クレフト。」

「宜しく。」


男の妻の方が同じように警戒心が全く無く。逆にニッコリ微笑みながら親しみ込めた振る舞いをする。

こいつらこんな性格でよく冒険者をやっているな。俺は呆れを通り越して苦笑いしてしまう。


「俺は宇宙冒険者見習いの小田切大翔だ。このこはコジョ族のムム。」

「キィ。」

「ほう、見習いですか。では宇宙冒険するのは初めてですか?。」

「いや、何度か他のベテランの宇宙冒険者と一緒に宇宙探索して経験は積んでいる。」

「なるほど。いや~若いとは良いですなあ~。」


アウレという宇宙冒険者の男は深く感心していた。

会話の中からテントから少女が出てきた。彼等の娘だろうか?。

娘はゆっくりと此方に近付いてくる。

少し陰のある感じで目付きも何処か虚ろで元気がいというよりはやつれているような雰囲気だった。


「このこは私達の自慢の娘。ルースリ・クレフト。これでも優秀なエンジニアなのですよ。」

「そうですか····。」


ルースリという娘はじっと此方を見る。まるで生気が無いと言うか生きることに諦めたようなそんな目だった。俺はそんな奴等を不良のとき何度か見ている。虐められた人種が大抵そんな全てに絶望し。全てに諦めを宿した目をしていた。

ルースリという娘はじっとしばらく此方を見ると口を開く。


「この惑星に入ってきたのね。御愁傷様。さっさと出てったほうが身のためよ。後悔するから。」

「こら!初対面の方達に向かって何という口の聞き方を!。」


父親であるアウレは娘を叱りつける。

ルースリはぷいとそっぽを向き再びキャンプのある場所に走り。テントの中に入ってしまう。


「ごめんなさいね。普段はあんな娘じゃないのよ。」


母親のネウシは申し訳なさそうに謝罪する。


「いいえ、気にしてませんよ。」

「今日は娘の機嫌が悪いようなのです。普段は心優しい娘なんです。」


父親であるアウレはそう弁明する。


「そうですか·····。」


俺は正直どうでもいいと思っている。

不良である俺はあまり人付き合いいい方ではない。寧ろ喧嘩に明け暮れているほうが多い。


「今日はこの惑星で一夜をすごすのですかな。」

「そのつもりです。補給と経験も兼ねて惑星で一泊しようかと。」

「それはいい。私達のテントでどうですかな?。予備もありますし。」

「いえ、迷惑かと。船で寝泊まりするので。」

「遠慮なさらずに。旅は道連れ。世は情けと言いますし。」

「そうですか······。」


俺はそっと視線をムムに向ける。ムムに判断をあおぐことにした。コジョ族は人の善意と悪意を見分けられるというのだから。ムムに決めて貰うことにした。


「キィ、大翔。遠慮せずに泊まるといい。」


ムムは白い獣耳をピクピクさせ頷く。


「では遠慮無くご厄介になります。」


俺は初めて礼儀正しく会釈する。

家族連れの宇宙冒険者は携帯用簡易テントを持っていた。コンパクトなリュックサイズの箱を設置するだけで瞬時にテントが組み合わさる優れ物である。俺も今後の宇宙冒険者の探索にはコンパクト式の簡易テントを用意するつもりだ。宇宙船で寝泊まりできるが。惑星探索には必然的に惑星内でキャンプすることになるだろうから。

俺は天井に吊るされているカンテラを寝袋に入りながら眺める。

クレフト夫妻の娘の表情を思い浮かべる。


「キィ、大翔。あの娘気になる。」


隣の寝袋包まれていたムムが声をかける。


「いや、気にしていない。」


あの少女の問題は俺には関係ない。俺は善人でもお人好しでもない。彼女が何か問題を抱えてもそれは彼女の問題だ。

俺には関係ない。

俺はそのまま瞼をとじて眠ることにする。


「キィ·······。」


瞼をとじた俺の耳元でムムの少し寂しそうな声が聞こえた。



「大翔!大翔!。」


ぶおおおおおおお

ブオーン ブオーン ブオーン

俺はハッと瞼を開き目覚める

何度も警告音が鳴り響いていた。


「大翔、操縦!操縦!。」


俺はムムの言葉に自分の手が宇宙船の操縦席のハンドルを握っていることを知る。


「何だ·····これは?。」


俺は今の状況が理解できなかった。

俺は今銀龍号の操縦席に座っていた。


「大翔!前!前!。」


俺は前の前窓方向をむくと宇宙船は地面の荒野の岩にぶつかる直前だった。

俺は即座にハンドルをきる。

銀翼が羽ばたくと前方の岩をすれすれに避ける。


「テントで寝ていたはずだ!。何故宇宙船の中にいる!?。」


俺はこの状況を全く把握出来ていなかった。確かに俺はあの家族連れのご好意で簡易テントに寝泊まりしていたはず。

何故今は銀龍号の中にいるんだ。

俺は前窓の景色を見る。確かに補給にきた惑星で間違いない。違う場所にいるわけじゃないようだ。


ビー ビー

「受信確認。」


脳に直接AI の声が入る。

発信元は多分あの家族連れ宇宙冒険者だろう。


「と、とにかくあの夫妻に事情を聞こう。」


俺はソナーで再びあの夫妻がいる場所へと向かう。

ごおおおおお


矢張のテントを張ってキャンプしている家族連れ宇宙冒険者のようだ。俺は銀龍号を静かに地上に着陸させる。

俺はハッチ扉を開け急いで外に出る。


「やあやあやあ、君達も冒険ですかなあ?。」


父親であるアウレが出迎える。


「アウレさん!。これはどういうことだ!?。」


俺は礼儀も忘れ言葉遣いが荒くなってしまった。


「はて?。何故私の名を?。初対面ですよね?。」


家族連れの宇宙冒険者アウレが首を傾げ困惑する。


「これは一体どういうことだ?。」


俺の顔にひんやりとした汗が流れる。。

テントの中からはいつものように絶望と諦めの瞳を宿す少女がゆっくり姿を現す。


▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩


借りたテントで眠りにつき目覚めたら同じ状況、同じ朝に戸惑う大翔。


次回 社会不適合者の宇宙生活 上等‼️


第13話 『囚われの少女』


不良少年は荒波の海へと飛び込む······

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