第9話 美味しい食事
少々ウトウトしながら体を起こし、目を開けるとコップの縁のような物を近付けられて酷く驚く。
「!!?」
「あ、おはよう♪水、飲んで。大丈夫、毒なんて入ってない。」
女帝が1口飲んだのを確認してからコップを受け取って中の水を飲む。
「それ飲んだらテーブルの席に就いてね。」
何やら楽しそうな女帝に背筋がゾワリとし、コップを空にしてから足早に席に就くと見た事のない、美味しそうな料理が並んでいく。料理や味、食べ方の説明が始まり、それに従って食べるとなかなかに美味しい。
「こっちも試してみる?あ、足りなければまた作るよ。」
ここに来て初めて楽しくて、人生で初めてお腹いっぱいになるまで食べた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます