第7話 笑顔
学校生活が楽しくなった。ほんとにりおには感謝しかない。りおとは隣の席の女子のことだ。名前は扇莉緒(おうぎりお)明るくて元気な女の子だ。
「あのさ!太郎きょう空いてる?遊ぼ!」
「え、いいよ 遊ぼ!」
友達らしいことが出来るとわくわくしていたから、僕はすぐに答えてしまった。 でもその瞬間
「りお!お前そんな陰キャと遊ぶの?やめときな」
彼が笑いながら言った。三上だ。
「いいじゃん別に。好きなんだもん」
たしかに… そう言った。聞き間違いとは思えなかった。
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