良い意味で、タイトル通りの展開でした。失ってから、大切なものに気づく。その苦しみが伝わってきます。咲の健気な想いが、物語に色をつけてくれているような気がしました。お互い、幸せを求めて何度もやり直す。それが、喜劇か悲劇か。色々想像できるところも、この物語の醍醐味なのかなと思います。文章も読みやすく、楽しかったです。