あとがき
初めての方は初めまして、いつも読んで下さってる読者の方はお久しぶりです。
今回のお話は如何だったでしょうか? といっても毎度同じく好きな事を好きなように書いているだけなのであれなのですが、今回は初めて縦書きにしてみました。
書いた側の感想から申しますと随分印象が変わるものだなというのと、やはり紙媒体から小説に入った身としては縦書きの方が見やすい気もします。
そう考えると若い子の中には『Web小説から入った』という方ももう現れて可笑しくない時代なのかもしれません。
本作でもそういった時代の変化が描かれています。もし仮にあらゆるモノと対話が可能になったのならば──皆さんはどの様な道を選んで彼らはどの様に向き合ってくれるのでしょう。案外本当に人類だけの世の中と大差ないのかもしれませんね。
そういった事を考え物語を創るという点では八百万というのは使い古されたネタですがとても良い題材だとは思います。
短編とはいえ短い作品となってしまい申し訳ありません。
『長く・多く書くことが美徳』とは決して限りませんし思いませんが、やはり書いている側として短く纏まってしまうと薄味すぎるかなと不安になってしまう事があります。
例の如く次回は『すなぱけ』の新章投稿となりますが、此方については私情により投稿に間を空けることになります。
今更な事ではありますがお待ちの方には毎度申し訳なく……気長に待っていただければ幸いです。
それではまた~
かくも生き辛い世の中よ 夢渡 @yumewatari
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