第19話 浜大津より愛をこめて
さてさて、塔に入ると、トビラがあった。カギがかかっている。金庫の鍵がないと開かない。金庫の鍵はメリーネが持っていたはずだ。と、そこに、都合よくメリーネ姫が現れた。
「カギちょーだい」
「そう簡単に渡すわけにはいかない」
「メリーネ姫って、まだ純潔なの?」
「そ、そうだけど」メリーネは答えた。
「ねえ、気持ちいい事してみたくない?初めはちょっと痛いけど、とっても気持ちいいよ。」
「ゴクッ」メリーネ姫は少しの沈黙の後、答えた。「……やる。」
メリーネは服を脱いだ。メリーネの乳首はきれいなピンク色で、下半身は白い肌に黒々としたヘアが萌えていた。
「さっ、寝て、脚を開いてごらん。」
メリーネは仰向けに寝て、脚を開いた。メリーネの恥部が見える。小陰唇はピンク色で、少し濡れていた。
オイ!何度言ったらわかるんだ。もうそのテの話はやめろと言っとるだろ。
スマンスマン。とっても書きたいけど、ここはガマンしよう。とにかくメリーネは「ひと夏の経験」をした。
「まさに『姫はじめ』だなあ」
つまらない駄ジャレはおいといて、女になったメリーネ姫が仲間になった。カギを開けて、中へ入った。
「しかし驚いたなー。初めてのセックスで潮まで吹いちゃうんだもんなー。やっぱり姫はただ者じゃないなー」
まだそんな事を言っているのか、リャンメンターツ、じゃなかったリュンメンターシはそう思ったが、言わなかった。自分もやりたかったが、しかし言わなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます