第4話 新世界の紙

 はしっこはゴール前にきた。はしっこはキーパーに向かってこう言った。

「勝負だ。行くぞ」

「さあ来い」

はしっこはシュートをしようとした。そのとき、相手チームの選手が走って来て、ボールをうばってしまった。はしっこはその選手に、アッパーカットをくらわせた。選手の体がぶっとび、天井にめり込んだ。

「さあ、今度こそ勝負だ。」

「さあ来い」

はしっこは電撃暴風シュートを放った。ボールがゴールに当たり、ゴールが粉々に砕け散った。

「まいりました。」

「仲間にしてやろう。」

キーパーが仲間に加わり、はしっこたちは再び女王のもとに向かって進み始めた。やがて、階段があった。階段を上ると、下方に硫酸の海があって、その上には一本の丸太橋がかかっていた。はしっこたちは丸太橋を渡ろうとした。その時、向こう側に一人の戦士が現れた。

「我は四天王の一人、ズイソウⅡである。死ねい。」ズイソウⅡはこちらに向かって走ってきた。と、その時、彼女は丸太橋で足をすべらせた。彼女の体は橋の下に落ちていって、そのまま硫酸の海に落ちてしまった。

一行は丸太橋を渡り、進んでいった。

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