このエピソードを読む
2020年8月3日 12:28
麻央が男前すぎて、なぜか小学生の女子がああいう台詞を喋っている場面を想像すると、絵面がすごいことになりそうですね……。(笑)そして話す内容もなんだか、『愛ゆえに、愛する姿のままお前を殺る』みたいなことを言っているんですが……やはり魔王は魔王ってことですかね。(汗)また、正義と愛に関する話や、徐々に勇士が自分を縛っている鎖から放たれていくような、心を開いていく過程の描写も印象的でした。ただ最後の『救うために来た』ってのは、ちょっと気になる台詞でした。本当に勇士の立たされた状況(家庭環境とか)を知って、助けるために転校して来たならば、いったいどうやってそれを知ったのかって話になりそうですが……そのあたりの事情とかが気になりますね。それに、それではもう勇士と出会う前から、麻央は前世の記憶を持っていたって話になりそうですが……うわー、色々気になります。(汗)それと……「フ、フンッ! 精々早く元気になることだっ!!」とは、ついに麻央のツンデレ台詞が出ましたね。
作者からの返信
冬野未明 さま長文のご感想をいつもありがとうございます!クライマックスまでご覧いただきありがとうございました!麻央の魔王口調の絵面は確かに凄そうです…… ^ ^ ;しかしながら女の子の高い声で高圧的な物言いというのはギャップがあって好きです 笑内容としては確かに魔王らしさ有り、って感じですよね。『愛ゆえに、愛する姿のままお前を殺る』的な発言ですが、魔王はレイシアを確かに愛してはいたけれど、その感情よりも自身と同種の魔族たちを生かすために非情を貫こうと決意していたのでした。(結局はレイシアの持っていた『王国民への愛』に負けたのですが…… 泣)正義と愛、それと家族に関する話はこの作品のサブテーマなので、印象深く思っていただければ幸いでした!『救うために来た』に関する諸々の疑問への解説は、次話のエピローグでは出てきませんので、こちらでお話させていただきます。①そもそも麻央はいつ記憶を取り戻したのかこれは『勇士と出会うよりもずっと前』です。キッカケが何かは描かれませんが、麻央は転校が決まるずっと前には前世の記憶が甦っていました。②麻央は勇士の危機的状況をどうやって知ったのか『第4話 悪夢』で登場させた予知夢によってです。こちらも作中で詳細には描かれていません 汗『第32話 予知夢』というタイトルの話で少し出したのですが、麻央は『勇士がある日突然小学校を休み、そして二度と登校することのない悲しい未来』という死を表す予知夢を見ていました。③その②の予知夢はいつ見たのか転校してくる以前です。しかしながら麻央には『ある日勇士が死んでしまう』という結果だけはわかったものの、原因がまるでわかりません。そこで麻央は勇士がいる小学校への転校を決意します。魔術を使用し父親の転勤先を決め、その小学校へ行ける地域への引っ越しをして、勇士へと接触を試みました。ジャスティス団へ入ったのも、勇士がいったいなぜ死んでしまうことになるかの原因を突き止めるためでした。そしてとうとう勇士の家庭環境の問題だと特定できたのは『第28話 確信』においてです。④今回のエピソードの最後の台詞の『嘘』とは何か『第3話 お前、魔王だろ』にて、勇士と麻央が初めて会話をした階段の踊り場での問答の中で、麻央は勇士に何の企みで転校してきたのかを訊かれた際の返答に「パパの転勤のため」「偶然」と言っています。それが『嘘』だった、ということを勇士は呟いたのでした。(今話で母親への敵意とともにぶつけた言葉の中に、『勇士を救うために来た』と真実がポロっと含まれてしまいました)長文、失礼いたしました。次回のエピローグを残し、物語が最後の最後だからと張り切って書いてしまいました 笑上記の解説①~④まで魔術やら小さな伏線を前提としたご都合主義全開な設定ですが、そちらは何卒ご容赦いただければと…… ^ ^ ;麻央のツンデレで最後に雰囲気をやんわりとさせつつ、次が最終話、最後にあとがきを付け加えて連載も終わりとなります。次回もぜひお読みいただければ幸いです!!
麻央が男前すぎて、なぜか小学生の女子がああいう台詞を喋っている場面を想像すると、絵面がすごいことになりそうですね……。(笑)
そして話す内容もなんだか、『愛ゆえに、愛する姿のままお前を殺る』みたいなことを言っているんですが……やはり魔王は魔王ってことですかね。(汗)
また、正義と愛に関する話や、徐々に勇士が自分を縛っている鎖から放たれていくような、心を開いていく過程の描写も印象的でした。
ただ最後の『救うために来た』ってのは、ちょっと気になる台詞でした。
本当に勇士の立たされた状況(家庭環境とか)を知って、助けるために転校して来たならば、いったいどうやってそれを知ったのかって話になりそうですが……そのあたりの事情とかが気になりますね。
それに、それではもう勇士と出会う前から、麻央は前世の記憶を持っていたって話になりそうですが……うわー、色々気になります。(汗)
それと……「フ、フンッ! 精々早く元気になることだっ!!」とは、ついに麻央のツンデレ台詞が出ましたね。
作者からの返信
冬野未明 さま
長文のご感想をいつもありがとうございます!
クライマックスまでご覧いただきありがとうございました!
麻央の魔王口調の絵面は確かに凄そうです…… ^ ^ ;
しかしながら女の子の高い声で高圧的な物言いというのはギャップがあって好きです 笑
内容としては確かに魔王らしさ有り、って感じですよね。
『愛ゆえに、愛する姿のままお前を殺る』的な発言ですが、魔王はレイシアを確かに愛してはいたけれど、その感情よりも自身と同種の魔族たちを生かすために非情を貫こうと決意していたのでした。
(結局はレイシアの持っていた『王国民への愛』に負けたのですが…… 泣)
正義と愛、それと家族に関する話はこの作品のサブテーマなので、印象深く思っていただければ幸いでした!
『救うために来た』に関する諸々の疑問への解説は、次話のエピローグでは出てきませんので、こちらでお話させていただきます。
①そもそも麻央はいつ記憶を取り戻したのか
これは『勇士と出会うよりもずっと前』です。
キッカケが何かは描かれませんが、麻央は転校が決まるずっと前には前世の記憶が甦っていました。
②麻央は勇士の危機的状況をどうやって知ったのか
『第4話 悪夢』で登場させた予知夢によってです。
こちらも作中で詳細には描かれていません 汗
『第32話 予知夢』というタイトルの話で少し出したのですが、麻央は『勇士がある日突然小学校を休み、そして二度と登校することのない悲しい未来』という死を表す予知夢を見ていました。
③その②の予知夢はいつ見たのか
転校してくる以前です。
しかしながら麻央には『ある日勇士が死んでしまう』という結果だけはわかったものの、原因がまるでわかりません。
そこで麻央は勇士がいる小学校への転校を決意します。
魔術を使用し父親の転勤先を決め、その小学校へ行ける地域への引っ越しをして、勇士へと接触を試みました。
ジャスティス団へ入ったのも、勇士がいったいなぜ死んでしまうことになるかの原因を突き止めるためでした。
そしてとうとう勇士の家庭環境の問題だと特定できたのは『第28話 確信』においてです。
④今回のエピソードの最後の台詞の『嘘』とは何か
『第3話 お前、魔王だろ』にて、勇士と麻央が初めて会話をした階段の踊り場での問答の中で、麻央は勇士に何の企みで転校してきたのかを訊かれた際の返答に「パパの転勤のため」「偶然」と言っています。
それが『嘘』だった、ということを勇士は呟いたのでした。
(今話で母親への敵意とともにぶつけた言葉の中に、『勇士を救うために来た』と真実がポロっと含まれてしまいました)
長文、失礼いたしました。
次回のエピローグを残し、物語が最後の最後だからと張り切って書いてしまいました 笑
上記の解説①~④まで魔術やら小さな伏線を前提としたご都合主義全開な設定ですが、そちらは何卒ご容赦いただければと…… ^ ^ ;
麻央のツンデレで最後に雰囲気をやんわりとさせつつ、次が最終話、最後にあとがきを付け加えて連載も終わりとなります。
次回もぜひお読みいただければ幸いです!!