第一章 【死神少女】:第7話
◆◆◆
「まあまあ、大切なのは時間の長さじゃなくて中身ですから」
「え?」
得た時間の使い道など考えず、ただひたすら寿命を搾取して長生きすることしかなかった私にとって。
彼の寿命の使い方は、全然理解できなかった。
だけど――、何故か。
その彼の姿を尊いと思ったから。
もう少し、彼の生き方を見てみたいと思った。
「そういうわけでよろしくお願いしますね!あ、取引したいなら引き続き受け付けてますので!」
「お前を追い出したい」
「寿命200年いただきます!」
「ふざけんな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます