第18話 会社辞めました①
更新するまで1ヶ月ほど期間が空いてしまいました。その間何をしていたかお伝えしますね。
タイトル通りですが、新卒で入社した会社を8月に退社致しました。
たった4ヶ月間で辞めるとは自分でも思っていなかったのですが、本当に限界だったので退社することを決断しました。
こちらの連載を始めた当初、職場の良いところをお話していましたが、この時からすでに辛いな、辞めようかな、と思っておりました。
ただ、良いところは本当に思っていたことを素直にお話しましたので、そこに嘘偽りはありません!
では、何故辞めるまでに至ったか。
・仕事をする際に上司が背中にピッタリとくっついて間違いがないか見ている。
・見られているとなかなか思うように体が動かなくなってしまいスピードが落ちてしまう。それを見た上司が時間感覚をつけさせようとカウントダウンを始めるようになる。
・カウントダウンをされると頭が真っ白になってしまい、動けなくなってしまう。上司から「同じことの繰り返しがどうしてこんなに出来ないの?」と言われ、落ち込む。
・こういうことが続き、毎日「どうしてこんなに仕事が出来ないのか」と自分を責めるようになる。考えれば考えるほどわからなくなり、何も出来ず上司を困らせてしまう。
・上司からも「教えられることを当たり前だと思わないで」と言われ続け、いっそ居なくなることがみんなの為なのかなと死ぬことを考えるようになる。
・販売の指導で一言発する事に一言一句チェックされ、直される(本当はとてもありがたいことがストレスに)。
・ついに職場に着いた瞬間から言葉が思うように口から出なくなる。
「こんにちは」→「え、あ、こここんにちは」のようにどもってしまう。
主にこんな理由で退社をしました。
何よりも大好きだったお客様対応がとても怖くなってしまい、スラスラ出ていた言葉も出なくなったことが本当にショックでした。
ただ、こんな状態でも1年は頑張ろうと思っていました。上司は私の為に言ってくれているということも伝わってきましたし、なによりも辞めた先に何があるか分からなかったので踏ん張ろうとしていました。
しかし、上司と私との意思疎通が上手くいかず、お仕事が遅れてしまった時がありました。その時に「杏ノさんがしっかりとしないせいで私が残業することになりました。迷惑を掛けていることをもっと自覚してください。」と言われ、プツッと何かが切れてしまいました。小さな声で「申し訳ございません。」としか言えませんでした。
家に帰り、私は皆に迷惑を掛けているんだと申し訳ない気持ちでいっぱいになりポロポロと泣いてしまいました。
次の日がお休みでしたが、上司からのLINEが来る度に泣いてしまい全然心が休まりませんでした。
明日は出勤だというのに眠れず、頭の中では「死ぬか、辞めるか」の2択になっていました。
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