第8話 リーダーシップがとれません。
なんと、バド部で部長になってしまいました。部長になった途端、プレッシャーに押し潰されそうになり、1人殻に閉じこもってしまいました。
さらに、部長になったタイミングで長年顧問を務めていた先生が退職。完全なる新体制になりました。今までしていた練習メニューが全て変わり、なんだか馴染めませんでした。
部活では、バドミントンだけしてれば言い訳ではありません。先輩方の卒業前には、みんなで千羽鶴を折ります。手分けして毎年やっている事ですが、期限を守れない部員の方が圧倒的に多いですよね。その辺の感覚が私には無く、なんでやってくれないの!と更に意固地になってしまいました。余裕を持って期限を設定しても焦りますし、やらないなら1人で作った方がマシだと思ってしまったのです。
その結果、全然仕事を振り分けないから私達は何すればいいかわからない!と部員から不満が漏れ始めます。当たり前ですね。でも、やらないじゃん!私だけがおかしいの?と思い、遂に心が天岩戸状態になります。ここで、お互いに本音をぶちまけてしまえば楽だったのに、まだ嫌われるのが嫌だったんです(この段階ですでに嫌われていますが)。
また、高校バドはシングルスもダブルスもどちらも試合に出ることが多いです。新顧問の先生は、バドミントン初心者だったためペア決めに関して、完全に部長任せでした。最後の大会までまだ少し時間もあり、部内のランキングも順位変化があったため、ペア変更してみることになります。これは副部長含めみんなが了承しました。
上手くいくペアもあればそうでも無いペアもありました。上手くいかなかったペアの部員から
「前のペアだったら、もっといい所までいけましたよ!」と、怒られます。
さらに、顧問からも
「この結果は、お前の判断のせい!」と言われてしまいました。
私の中で、完全に何かがぷっつりと切れてしまいました。
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