結婚

第145話 王都への報告

約束だから・・・・4人と結婚をする事になった。

なったんだけど・・・


「皆聞いてほしい・・・・改めて、どういった順番とか、正室、側室とか、色々あると思うんだ。どうしたらいいか・・・・4人で話し合ってくれないかい?」


多分エルフの2人は、後で・・・・どちらでも?だと思うけど、王女の二人が問題・・・・


一度以前聞いたときは、デイフィリア、エウラリア、エメリナ、ローサの順番だったよな・・・・


「正室とかは決めなくていいんじゃない?あ、そうそう、結婚の順番としてはデイフィリアが最初だけど、ルドメロとセックスするのは私が最初!デイフィリアが最後なんだから!」


顔を真っ赤にしてそう言い放つエウラリア・・・・あんまり大きな声でいう事じゃない気が・・・・



「そもそも、エウラリア、デイフィリア、君達二人は姉妹なんだから、一緒に式を挙げちゃあ駄目なのかい??」


「「え?」」



え?二人してはもるって何故?


「結婚って夫婦になる事でしょう?だから一夫多妻と言っても、そこは一人ずつでしてほしいです・・・・」


デイフィリアは僕にそう言ってくるけど。


「」うーん・・・・4人同時に、じゃ駄目なのかい?


「「「「駄目(です)!」」」」


4人、一斉に拒否されてしまいました。むう・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

王都への報告


「なあ、エウラリア、デイフィリア、君達2人の事、親に報告したいんだよ。つまりは王都へ出向きたいんだけどね。」


「だめ!あの阿呆は無視していいの!城を崩壊させた張本人なんだから!」


エウラリア、凄い剣幕。


「私も止めておいた方がいいと思うんです。きっと父は逃げると思います。」


「なぜ逃げるの?」


「あれから何度か父に会ったけど、常におびえてたわ。そこへルドメロが向かえば・・・・」


「それ向こうが悪いんだよね?」


「だけど、あんなのでも父親だから・・・・」


「わかった・・・では、手紙でも出しとく?」


結局手紙で日程を記載し、送る事にした。


そして数日後・・・・


数台の馬車がやって来た。


「「お母さん!」」


「あらあら2人とも・・・・もうすぐ式ですね!母は嬉しいのですよ。」


2人のお母さん・・・・


あれ?今まで見た事が無いな?


「貴方がルドメロね?初めまして。二人の母ですわ。」


何というか・・・・まだ若いよな?


それと共に、溢れんばかりの気品?

そして・・・・2人に似て、美女だった・・・・


「初めまして。ルドメロです。」


「・・・・やっぱり城へ連れていきますね。3人共来なさいな。」


何故だか強引に馬車に乗せられた・・・・

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