第112話 食料の確保完了

ドラゴンが肉をドロップ。


ステーキができますね・・・


この身体はまだまだ成長しますし、肉を求めてる・・・・のかな?


僕の収納の中には、色々なダンジョン産のお野菜がたっぷり入ってますし、肉も・・・と思ったら、意外に少ない。


サンペーが僕の身体に居る時に、色んな飲食店や王都で配ってたような?


ま、無くなったら、またここでドラゴン狩りをすればいいだけの話。


素材も回収。一気に95層まで行きますか。


・・・・

・・・

・・



95層、このダンジョン最後の休憩所。


流石は休憩所。


冒険者でごった返している・・・・と言う事もなく、静かだなあ。


流石にこの階層には誰もいないようです。


ま、ここ何十年か、百年以上か、かなり長い事ダンジョンは70層にたどり着いた冒険者が皆無と言いますし。


ま、下手な横やりも入らなさそうなので、此処でじっくりとサンペーの教育ですね。


「この風呂気持ちいいぜ!」


風呂と言いますか・・・何故か温泉ですねこれは。


しかも温泉旅館のような風呂場。


サンペーは泳いでます・・・・僕はしませんよ?


以前も入った気がしますが、その時は僕ではなくサンペー主体だったので、覚えてません。

そんな細かい所までは・・・・



そして気分良く風呂から出て、食事を済ませ・・・・寝る事に。


無駄に広い寝室?ベッドが複数ありますね。そんな部屋がいくつも。


そんなにここに冒険者は来ないでしょう。なのに清潔に保たれています。


サンペーはベッドで暫らく跳ねたり遊んでいましたが・・・突然寝ました。


なんだかんだでまだ小さな子供ですから・・・・僕も体はまだ11歳ぐらい?


そろそろ寝ましょう・・・・




翌朝?朝なのか分かりませんが、よく寝ました。


「サンペー、今日からここで色々教えてあげるよ。」


「おう!任せとけ!」


いやいや、君が教わる側だからね?


任せとけじゃなく、頑張るとか、やってやるぜ!だからね。


そして気が付いた事は・・・・サンペーは、やる気さえあれば、覚えが凄くいい。


だけど、中々集中できないようで、すぐ飽きる。

ですが、サンペーをいかに飽きさせないかが、サンペーの教育のカギです。


結局は、楽しい事をしながら、教えるのが一番・・・・ですが、早々そんな都合のいい話がある訳もなく・・・・


「俺様つまらん。飽きた。」


ま、最初の10分、ここが勝負ですね。



僕も何だかんだでサンペーに色々教えるのは楽しい。


それに、何だか新たな発見があったり、意外と自身の勉強にもなったり。


身体が鈍ればダンジョンですから、魔物と戦ったり。


なんだかんだ充実した生活。気が付けば僕は20歳を目前に控えていました。

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