2010年 夏(1)



未来など明日のことさえ判らない今を生きずにいつ生きるのか






寝不足の目を騙しつつ仕事する息吸い込んで白南風の窓






流れゆく時間の澱にはまってるくるくる回って進めぬ孤独






何処へ行けど孤独は孤独息ひとつ誰もかれもが群のなかにいる






黒南風の空気は重く夕立も冷やしてくれぬ胸のなかまで






ぼくはただ繰り返してる笑みながら違えたボタンを直す妄想






想像を積み重ねてゆく妄想の響きのなかの切なさが好き






初めてのダイヤモンドは3000と500ちょっとのセール品

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