第10話引っ越し そして女子校!?
俺は、東雲と分かれてから教室に向かった。
俺が教室に入ると、教室にいた女子が見てきたが話しかけられることはなく自分の席に着いた。
「おはよう。」
俺が席に着くと、隣の岩本さんが挨拶してくれた。
「おはようございます。岩本さん」
「今日は、教科書持ってきた?」
「はい。昨日の放課後に先生から受けとりました。」
「そっか。それじゃあ教科書で線を引いたところ教えるね?」
「ありがとうございます。」
その後、岩本さんに教科書を見せてもらっていたら一時間目の始まる時間となった。
ガララララ
「それでは始めまーす」
「起立 礼 着席」
授業は、岩本さんのおかげで前の授業のところも大事な部分が分かるので難しく考えることもなく進んでいった。
そして4時限目まで、なにも起こることはなく休み時間は教科書を写し授業を受けるの繰り返しだった。そのおかげで今日の教科分はなんとか写し終えることができた。
「ありがとう岩本さん。助かったよ。」
「困ったときは、お互い様だよ。」
そう言って笑ってくれた。
俺が弁当を持って立ったので岩本さんは不思議そうに
「どこかいくの?」
と聞いてきた。
「うん。ちょっと朝にご飯を一緒に食べる約束してね」
「そうなんだ。それじゃあまたあとでね」
そう言って岩本さんはお弁当を持ち女子か数人固まって食べているところに行った。
(それじゃあ、迎えに行くと言ったし早く行くか)
その後、隣のクラスに向かった。
(隣のクラスは緊張するな~)
「あの~すみません。東雲さんはいらっしゃいますか?」
俺は、隣のクラスのドアの前でクラスにいる人に聞いた。
「男子?! えっ!どういうこと?!」
俺が声をかけた人が驚いて大きな声を出した。その結果、クラス中に伝染した。
「えっなんで?」
「今、東雲って言った?」
「リリア?あんたなんかしたの?」
「してないよ!」
そして、東雲さんを呼んだことで東雲さんが質問されてそれに答えていた。
数分たってやっと解放されたのかした。さんが疲れた顔で此方に来た。
「ゴメンね?騒ぎになって」
「田城くんのせいじゃないよ。」
その後、静かに食べられる場所を東雲に聞いたら屋上はどうかと言われたので2人で屋上に行くことにした。
屋上に着いてから2人でお弁当を広げて食べ始めた。
「東雲さんのお弁当おいしそうだね」
「ありがとう。これ私が作ってるんだよ。」
「本当に?すごいなー俺も作れるけど東雲さんのほうが断然おいしそうだもん。」
「フフフ、それじゃあなにか食べる?」
「いいの?それじゃ1つ」
そうやって2人でお弁当を食べて完食した後、
東雲さんがまたお礼を言ってきた。
「本当にあの時は助けてくれてありがとう」
「お礼はもうたくさんされてるよ。だからもう大丈夫だよ?」
「それじゃあ私の気がすまないの。」
「え~、それじゃあ今度町を案内してくれる?引っ越したばかりだからまだ知らないところが多くて」
「分かった。それじゃいつにする?私はいつでもいいけど」
「うーん。じゃあ連絡先教えてくれない?今日中に予定を決めるから。」
「分かった。それじゃ はい!」
そう言って東雲さんはスマホを出してRAINのQRを出した。
「登録完了っと!ありがと、遅くならないように連絡するから」
「うん。連絡待ってるね?」
その後は、学校のことなどを話しているうちに予鈴がなった。
「それじゃ連絡待ってるね?」
「うんまた」
その後は、教室に戻り岩本さんに隣のクラスが騒がしかったなどと聞いて事情を話しているうちに授業の始まる時間になった。
その後は、何もなく授業を終え家に帰宅した。どうやら香帆さんは凪ちゃんのお迎えに行ったらしく家に誰もいなかった。
俺は香帆さんに土日に何もないか確認する連絡して土曜日はみんなで出掛ける予定だけど日曜日は空いてると教えてもらいその事を東雲さんに連絡した。
その後、東雲さんから返信が来て日曜日の9時に駅に集合でいいか聞かれたので大丈夫なことを連絡した。
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