実況1人カーリング⑤
どうせやったって俺が負けるんだから、全部俺を後攻といったのだが、無理だというのでせめて負けている側が後攻ということになるわけでというか呼んでいてつまらないどころか書く前から結果がわかるしどう頑張ってもリワード稼ぎだとばれるようなカーリングの描写なんで読んでいる人は見たくもないだろうと書いたけれどもそもそもこんなもの誰も読んでいないということに気づいた今日この頃。
「なに言ってるんですか。」
若林が突っ込む。
「あとやっと石投げの取材をやったんですね。これからはずっと私のターンじゃないんですか。」
体育館の天井に向かって若林が騒ぐ。
「ずっとお前のターンだと俺が困る。」
あと都島さん。たぶん◯ぬ。
というかピッチャー◯二-じゃないんだから、若林を使い続けるのはやめるべきだと思う。早良さんかわいいよ早良さんを投入すべきである。少なくとも本編は。わかってるか上の人。
「はあ、なんで氷の上で石投げを真面目にやっているんでしょうね。」
「それ以外やることってインターネットしかないんだから健康的でいいんじゃないですか。」
若林はコートを占有する。
というかあいつ金あるんか。
「どうやって占有したんだ。」
「P〇金。」
どうやら彼女の父上からの金らしい。あともとネタ2つの◯で隠さなかったら確実に消されるぞ。
「年上の顔を立てて後攻にしてあげます。」
「どっちでやっても負けるんだから変わらん。で何エンドだ。」
「4時間ぶっ通し。」
「帰れなくなるんでやめてくださいお願いします。」
ぶっ通しでやるんだったらせめて俺んちの近くでやってほしい。(リアルではできねえけど。)
「仕方ないですね、2時間にしてあげます。」
2時間でも家帰るの最終バスで23時ぐらいなんですが。
人間除雪機に◯されます。
「せめて20時で終わらせてください。お願いします。帰れなくなるんで。」
「仕方ないですね。」
下らない問答を終わらせて始める。
存在を忘れされられており、名前は覚えていたけど、この場面で一緒にいた意志疎通ができるほうの二見さんこと二見姉が話しかけてきた。
「今日はあの子のために来たの。」
「そうです。仕方なく。」
「またね。」
といいながら大学のグループに帰っていった。
赤は若林、俺は黄色のストーンを使う。ジョー◯ンカラーだ。まあル〇ーとも言えれるが、広告のせいで水色だが。
そこ、赤はフェ◯-リといわない。
若林から投げ始める。
誰も興味がないと思うが一人カーリングについてルールを説明しよう。
カーリングは従来1チーム4人(ミックスカーリングなら2人)だけれどもそれを一人でやるのだ。
言い方を変えると投げる人と掃く人(スイーパー)と指示を出す人(スキップ)を全部一人でやるスポーツだ。
ずっとあいつはやっていたらしいというか俺もあいつがいない頃は3月練習するふりのためにやっていたのだけれども。
(もっと悲惨なものはストーンひとつだけでカーリングをやるエアカーリングというものがあるが、そんなものはどうでもいい。がばがば設定に関してぼろが出始めてきたな。金とってないからいいけど)
まあいい。
若林が石を投げる。
さすがそれなりというかそれなりにうまいのだからピタッと得点となる円の前の真ん中のライン上に置きやがった。
どうせ適当に投げて置いたってかまわないというかそれ以前に円の前にガード用の石なんか置けやしないし、鬼相手に何をやってもしょうがないので、右回転させて左から右に入れるのが苦手な奴が多いような気がするといってもあいつはうまいからどっちもできるのでさほど意味はないが、若林の置いた石の左側の円の前に置くというか有効になるラインの少し先に置こうとしたが弱すぎてはいても届かなかった。
「先輩。」
若林が圧をかける。
「お前の石にぶち当てたり、後ろにつけるよりはましだろう」
「そうですね。まだ試合になるような意図はわかります。」
できない人間にできないことを要求したって仕方がない。
人間は精密機械ではないのだから。
若林は2投目も順当にガード用の石を増やしていく。俺は次は明後日の方向に飛んで行った。なんか言われたが、文字数稼ぎになるだけなので省略する。
3投目から彼女はガードの後ろにストーンを入れ始めた。
俺にそんなコントロールがないことを見越してだろう。
まあとりあえず、3投目に関しては相手のガードを利用させていただこうとするが飛んで行ってしまった。
おい書いていてお前俺へたくそすぎるじゃないか。
そういうもんだけどさ。
4投目も彼女は円の中。僕は明後日の方向に飛んでいく。
逆にね。こういった場合パワーカーリングで全部吹っ飛ばしていくというほう後ろに飛んでくスピードで当てていけばいいので楽なんだが、俺の得意技を知っているのか。中心に置いて少し間隔をあけながら入れてやがる。
5投目、3つ目のストーンが入っていく。
ガードを飛ばしてのとなれ山となれと考え、ガードに向かって無回転で石を投げたら勝手に左方向に行き外に飛んで行った。
「もう少しまじめにやってください。」
そんな下手な人間だということはあなたがよく存じ上げているでしょう。
まあもうこれでまぐれでも何でもいいから左方向で行くしかないということだと思います。
6投目になると4つの赤い石が円の中に入って、うち3つは、内側の円にかかっているという状態だったりする。
まあこうなったら奇跡を呼び込むマジカルショットで良くて中心に、運が悪けりゃ右にある2つの石のどちらかに当たればいいだろうと思って投げる。
まあ勝つためには強く投げたいが強く投げすぎると反対側の投げるときに足をかけるやつをぶっ壊してしまうからな。
昔怒られたし。
6投目は右側にあったストーン一個にぶち当て、後ろにあった2投目に投げた石はに当たらず自分が投げた石はなんとか外側の円にかかった状態で止まった。
「この人マジカルショットあるから怖いんですよね。普段新〇渚以上の暴投王のくせして」
若林がほめてんだかけなしてんだかわからないコメントをする。なんでダ〇エーの選手なんか知っているんだろうということは置いといて。
7投目に関しては俺への恩情なのか何なのか、さっき残った石はガン無視して、内側の円と外側の円の中間の前側に石を置いた。
こっちの7投目は左から行こうとしたら明後日の方向に飛んでいくと思ったので、さっきと同じように投げたら、3つ固まった石はおろか、中心に近い石にすら当たらなかった。
8投目に関しては今回俺の投げやすい右からの侵入を防ぎ、かつ5点取るために円の中に入れてかつ3への侵入を防げるところに石を置いてきた。
でなんでこいつこんなうまいのにここにいるんだろうか、よくわからん。親の転勤かね。
もう取りあえずどうしようもないから3を狙っていくか、ガードごと潰していこうかと思ったが。
「全力でガードに向かって投げてハック壊したらあなたが弁償してくださいね。」
と言われたのでパワーカーリングは封印される。仕方がない。
結局投げようがなかったので中心にある石かその前にある石、最悪最後に投げてきた石のどれかをはじけるように6・7投目と同様に石を投げる。
スーパーターンショットはそれほど曲がらず、最後に投げたストーンにあたり、中心に近い石とその前にある石の手前で止まった。
「5点から2点になりましたね。」
「命拾いしたな。」
「もし5点だったらわかっていますよね?」
わかりません。
「ごめんなさい。もう無理です。心が折れました帰らせてください。」
「2時間やるって言ったよね。」
「もう勘弁してください。」
上の人がもう書けないんです。
「後少なくとも4エンドはできるよね。」
ぼこぼこにされて誰が楽しいんだというのとあと同じような展開になるのは目に見えている。それ以前にこんな話だから6と8は俺レベルでスーパーショットを決めることができたが、実際だったら1回もできないだろう。すなわち5点はすでにとられていたこととなる。
「せめてあなたの石投げの練習の手伝いに切り替えさせてください。」
「はあ」
というか5回も6回も同じことの繰り返しなら週刊漫画なら引き延ばしでも仕方ないかもしれないが、つまらない状態になっていくのである。
仕方ないね。
とりあえず前書いたようになって終わった。
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