第4ステージ特別編パート2
問題もなく香恋ちゃんの家で過ごす。
あっくぁえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
毎日不満があると当たり散らす。
美女からのお仕置きはご褒美です。
まあ毎日のことなのでしょうがないが家畜のように働かされながら修学旅行の資金をためていたのだが、前回では振り込みを忘れてゲームオーバーになったが、そのあとご都合主義で何とかすることに成功して修学旅行に行けることとなった。
香恋ちゃんは怒られていたがしゃあないしゃあない。
まあいつも上司に対して態度悪いしね。
生徒もいうこと聞かないやつらばかりのくせして生徒の成績いいからひがまれてんだろ。
みんな自分たちでやるやつらだし、後他のクラスより生徒の能力値も高い、後この学校の香恋ちゃん以外の教師陣は授業増〇会や〇〇セミナーの大学生教師陣よりへたくそだからな。
ともかく修学旅行に行けることになったとクラスの中で話をしていると、なぜかよくわからないが、若林がクラスに乗り込んできた。
珍しい、明日は猛吹雪でも降るのだろうか。と思うと俺の席に向かってきた。
「藤倉さん、私との約束を無視して修学旅行に行くんですね。」
「そりゃそうだろ。」
「私を差し置いてあの女と一緒に行くんですね。」
「あの女って誰だよ。」
知らんがな。何この茶番。
「私を捨ててあの女教師の奴隷として沖縄に行くんですね。」
「奴隷じゃないし、女教師は課題を出すのが億劫だからだ。」
「どちらにしても私を捨てるのですね。皆さん、この人ひどいと思いませんか。」
クラスメイトに聞き出す。
「そうだひどいぞ。」
「お前と修学旅行に行っても楽しくない。」
「お前はクラスの余剰人員だ。」
「後輩の女の子を捨てるな。」
「最悪の野郎だ。」
「そうだそうだ。」
まあひどい奴らしかいないからしゃあない。
あと三好、やじるんなら幼馴染から守ってやらないぞ。
早良さんのほうを見ると我関せずだし。
早良さんかわいいよ早良さん。
若林はあおるな。
ともかくヤジが続くとチャイムが鳴る。若林はまだい続けると香恋ちゃんがやってくる。不機嫌そうに教団をたたいて生徒を黙らせ、若林は追い出された。
思ったんだが、あいつ香恋ちゃん敵に回すと面倒なことになるぞ。
言っても聞かなかったら知らんけど。
相変わらず退屈な授業が始まる。
ろくに周囲は聞いていないし、後ろのほうではP〇Pをやってるやつらもいるだろう。
修学旅行は琉球に行くこととなる。
飛行機なぞ乗るのは小学校の時の家族旅行以来だ。
昼の図書館の当番のとき、奇跡的というかご都合主義的なのか知らんが同じ班になった若林さんとどこに行くか楽しみだという話となる。
しおりを見る限り、平和学習が主体のようだが、遠くに行けるのは楽しみだ。
後、三好とかもいるし。
まあ、ガイドブックを見たってよくわからないし、早良さんの鑑賞が一番楽しいかもしれない。
早良さんかわいいよ早良さん。
ともかく退屈な日々、準備期間が過ぎて、修学旅行当日、一度学校に行かなければならない。
まあこの話は読まれている皆さんが感情移入をしやすいよう極力地名の固有名詞を避けているのでわからないと思うが、空港のほうが学校より行きやすいので空港集合にしてほしいと思っている。
三好と集合し学校に行くのはかったるいと話しながら集合する。
私服で集合なので、早良さんの私服姿をあがめられる。
早良さんかわいいよ早良さん。
生徒が大勢いることもあり、飛行機の都合からか、生徒は2日程に分かれて修学旅行に向かうこととなる。そのため、クラス別で修学旅行の日程が決まるのだが、狂った幼馴染は三好と別クラスではあるが同じ日程で行けることを喜んでいた。
逆に三好は別日程になることを望んでいたのだが同じ飛行機に乗ることに対して恐怖していた。
校長の適当な話を聞き、空港に向かう。
空港までのバスの中で、三好に狂った幼馴染がどんなことをしてくるのかわからないことだけは伝える。
まあやじった軽い復讐もあるが、それ以前に何をしてくるのかよくわからないやつだから実際に何をするかわからないが。あと4時間同じ飛行機で幽閉されているのだからな。
空港の保安検査場で、案の定狂った幼馴染は謎の液体とか持ってきていたので、教師に怒られていた。しゃあない。
飛行機に乗る。
4時間三好は隠れきれるのか第1ステージが始まる。
まあ、携帯電話でこの席だと教えてやってもよかったのだが、そこまで狂った幼馴染に恩を売りたくはないし、逆に三好にも恨みを買いたくない。
飛行機のベルト着用サインが消えると、席の入れ替えが始まった。
今日はあまり大気があれないらしい。
気流が荒れても荒れなくても突然の揺れに備えるべきなのだが、まあ、修学旅行だから仕方ない部分もあるだろう。
飛行機の中はうるさかった。
三好は毛布を頭からかけている。というかこれ以外隠れる方法はないだろう。
悪魔がやってくる。
「こんにちは、準君。三好君はどこ。」
「知らない。」
三好に恨みを買ってもしょうがないので、しらばっくれる。
「三好君の香りがするんだけど、どこかな。」
「トイレに行ってくるから、ここにでも座っておけば来るんじゃないか。」
「わかった。」
「あと、お前の席はどこだ。」
着陸まで占有されたら困るからな。
「あそこ。」
「わかった。」
見知らぬ女子の隣だ。
彼女は素知らぬふりをしている。
とりあえずトイレに行くことにする。
見知らぬ女子の隣に座るか迷っているが、三好の横に危険人物を置いておくとどうなるか実験しておこう。
まあ後琉球まで4時間もあるわけで、立っているわけにもいかない。
かといって見知らぬ女子の横に座るのも好きではない。
「三好君の匂いがする毛布はここかな。」
相変わらずくるっている。
三好は恐怖で震えている。
ワンパンでいいだろ。
仕方がないので、狂った幼馴染によけてくれないかと言ってみる。
いやというので、申し訳ないが見知らぬ女子の隣に座るから、取り次いでくれというと、い意外とすんなり動いてくれた。
その間に三好は逃げた。
まあいいだろ。
飛行機の中の攻防を長々と書いたところで、しょうがないので、着陸態勢にはいる。
三好はうまく逃げ切れたようだ。
よかったな。
琉球についたら、工程としては、まあ普通に観光、平和学習、泳がせる。
といった工程しかないわけで。
逆に北の国に送られたら平和学習が抜ける程度で(やろうと思えばできるが)仲のいい友達がいなければ面白くないだろう。
ともかく着地した。
三好は毛布をかぶりながらボーディングブリッジを出ようとして香恋ちゃんに取り外されていた。
狂った幼馴染はそれを見て狙いを定めていた。
まあ夜襲ってくるんじゃねと思った。
バスに乗る。
どうせ話なんか聞いていない。
香恋ちゃんのそばにいたほうがうるさくないし、そもそも外を見ていればいいので、前側の窓側の席に座る。
通路を挟んだ席には早良さん。
ああかわいいよ早良さん。
今日は最南端の方に行って平和学習の時間だ。
平和学習の人の話を聞いている早良さんかわいいよ早良さん。
まあ何も起きない。
次の日には自由時間があるが、早良さんかわいいよを誘おうと思っても、どうせ友達と回るんだろうと思って、三好と回ることとする。
後ろから狂った幼馴染が仲間に入りたそうにこっちを見ている。
当然無視する。
仲間に入りたかったら自分でやれ。
俺も若林さんの仲間になりたいんだ。
自由時間は修学旅行生をターゲットにしたぼったくり店と狂った幼馴染と若林さんを横目に見ながら、三好と過ごす。
自由時間を過ごしていると周回している香恋ちゃんに出会う。
まあ仕事だからはしゃいでもいないし、狂った幼馴染の飼育や羽目を外す生徒がいないか、トラブルに巻き込まれないか心配なのだろう。
特段トラブルもなく、また面白いこともなく終了した。
2日目の夜、早良さんにあった。
「早良さん。なんか面白いことあった。」
「いや。」
とりとめのない話しかしない。というか思い浮かばない。
「明日は海水浴だけどどうするの。」
「まあおぼれたくないからね。適当にホテルにいるよ。」
そもそも水着持ってきてないし。もっとも俺のまともにできるスポーツは水泳とスキーぐらいしかないのだが。
「まあ、私も泳ぎたくないからね。」
まあ、あのバカな幼馴染のように、水着を三好に見せるんだと騒ぎ散らしているバカよりはいいのかもしれない。
早良さんかわいいよ早良さん。
とりとめのない話をして、2日目の眠りにつく。
翌日、ホテルのプライベートピーチで周囲のやつらがはしゃいでいる。
まあ元気な奴らだ。
早良さん。俺、香恋ちゃん。はホテルのラウンジにいた。
香恋ちゃん上h部屋に戻って何かやらかすバカがいないかどうかの確認。
早良さんと俺は泳ぎたくないからいた。
ほかにも何人か泳ぎたくないやつがいた。
ああ早良さんかわいいよ早良さん。
特に何もすることもなく早良さんは海を見ていた。
海はクラスの中でも調子乗っているやつだけしか行ってなかった。
三好は後で聞いたらホテルのトイレに隠れていた。
狂った幼馴染は暴れていた。
「準君、三好君はどこ。」
「本当に知らん。というか知っていたらヒントをやるだろ。」
飛行機のときみたいに。
あと、水着姿で暴れるな。
早良さんが困惑しているぞ。
香恋ちゃんに目を付けられるぞ。
つうか、俺に遺跡堀をさせようとした後輩がいなくなったら狂った幼馴染だよりかイベントは。
早良さんはどうした。早良さんは。
まあそもそも早良さんのイベントが出るようだったらチクコイじゃないのかもしれないが。
午後からは鍾乳洞を見せられただけだった。
幼馴染は蛇を触って遊んでいた。
楽しければ何よりです。
4日目は飛行機に乗って帰ることとなる。
後輩どもに土産を買ってやらなければならない。
たまたま早良さんがいた。
相談することとする。
ちんすこうでも適当なものでもいいと思ったが、紅芋タルトにすることにした。
「青葉ちゃんもきっと喜ぶよ。」
青葉ちゃんに喜んでもらわなくても結構なんですが。
というかあいつは食べ物でつられない気がする。
狂った幼馴染の襲撃は襲撃したそうにこっちを見ている。
やるんなら新千歳でやってくれ。
…………
飛行機の中の攻防が一番長く感じたが、修学旅行でいい思いをすることができるのは恋愛シミュレーションゲームの中だけであって、そんなにいい思い出が残るはずがない。
それ以前に、早良さんと数少ないイベントをこなせたこともいいことだろう。
とりあえず、若林に詫びも込めて土産を渡す。
「こんなものでつられる私ではありませんよ。」
そうですか。
まあ、彼女の信頼を失ったこととなる。
若干理不尽だが。
ここから先どのようなことになるだろう。
普通ではないほうが正史なのに不安を抱える俺ではあった。
後修学旅行イベントは加筆されるだろ。
何度も言うがこんなもんなのか。
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