バッドエンド1

 ごみのようなエブリデイパート10

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054895026474/episodes/117735405

 まで読んでから。




 若林さんが部員集めに勤しんでいるため、俺もそろそろ講習がサボれることを餌に部員を集めようと思いたつ。

 しかしながら図書委員の仕事もあるわけで、早良さんとの週に一回の当番がある。

 早良さんかわいいよ早良さん。



 早良さんが生徒からの希望図書を取りまとめている。その姿もかわいいよと思いながら、表計算ソフトに入力する姿もかわいいよと思っていてふとどんな本が希望図書なのかなと思い見てみると、筆跡が同じなので、同一人物が本を希望しているのだろう。

 この学校の奴等は本を読まないから熱心に本が好きな人がいるのかと思ってみてみると、

 カーリングに関する本。

 性転換に関する本。

 性同一性障害に関する本。

 タイの本。



 誰だこんな本を希望した一年生は。

 早良さんは華麗にスルーして顧問の先生に希望図書を渡していた。

 スルーする早良さんもかわいいよ早良さん。




 放課後、部室には若林さんがいた。

 部員集めについて状況を聞くとあまりうまくいっていないようだ。


 男女ともに一年生の部員集めが必要だなと返し、まずは王道のポスター等のことをやっていこうと話をする。


 しばらくすると、都島さんがやって来た。

「一年生の男子部員は来ましたか?」

 呑気に聞かれる。

「まだ来てませんよ。」

 普通に返す。

「そうですか、では仕方ないですね。」


 なぜか二見美月と妹がやって来て、妹にスタンガンを当てられる。

 意識を失うなか、彼女たちの言葉が聞こえる。

「男子を集められない役立たずには女子になってもらうしかありませんね。」

「やった。これで探す人が一人減る。」

「いつも私の言うことを聞かない人には一生のお仕置きが必要ですね。」

「兄はいらない。お姉ちゃんがほしい。」


 しばらくして








 さあオリンピック出場権をかけた戦い、最後の一投だ。

 若林と都島が必死にブラッシングする。

 しかしながら届かない。

 藤倉痛恨のミス。

 真ん中に近いのはチーム丸々。

 オリンピック出場はチーム丸々に決定。




 どうして、俺は女子で大会に出ているのだろう。

 なぜ彼女たちとチームメイトなのだろう。


 すべてを疑問に思いながら流されながら生きている。


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