エンディング
世界一どうでもいい結婚式
ともかく仲間の女子の結婚式に呼びつけられたので行くこととした。仕方ないのでけちってlccで会場に行き、空港のベンチでに泊まり、着替える場所がないのでトイレで着替えてたら間違えて扉が空いて掃除のおばちゃんに着替えているのを見られたのはご愛敬。
久々に会った三好は昔と変わらないが家庭や子供を持っており、以前のように遊ぶことはできなくなった。
式が始まる。
特段好意を抱いていたわけでもない奴ではあるが、人妻になってしまったので不倫をする気は毛頭ないので以前のように気安く声もかけられなくなってしまった。
考えるのが嫌になったので、三好とは場を悪くしない程度に本心を出しながら、その他久々にあった仲間たちとは適当に近況を話した。
新郎が寝とられるとか何か面白いことがないかなと思いながら、参加してもどうでもいい式典でしかない。
職場の上司がいっていたが、結婚式は新婦をちやほやするものであって新郎は刺身のつまであるというのがよく理解できた。
呼びつけられたので金払って参加するのは仲間として当然であるが何か絶縁式のような気がしてきた。
式が終わり二次会に参加する。
仲間とはいえ真に仲がいいのは三好だけなので三好の横に座る。
適当に他の奴等をあしらい、適当に新郎新婦を祝っておいた。
すべてが終わったので駅のホームへ向かう。どうやら酒を飲みすぎたようだ。
ドン。
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