第217話 戦闘の火蓋が切られた

 アキラもまったく退き下がる素振りを見せない。



「おいおい、チャラいカッコして、俺たちとやろうって言うのか✨😏✨」

 赤いモヒカンが、嘲笑いジリジリと


 捕まったら最後だろう。体格では圧倒的に不利だ。




 金髪のイケメンヤンキーも目の色が変わって臨戦態勢だ。




「バカか。アキラ……」

 これだけ侮辱コケにされては、ヤンキーたちも退くに退けない。



 ロリータは怖いのか、僕の背中にしがみついて震えている。




「おいおい、どうした。暑いから、やるなら掛かって来いよ。待ちくたびれたぜ」

 しかし事も有ろうにアキラは余裕の表情で手招きをした。




「ンッだとォ✨⚡ ッるせェ~ー✨😡⚡✨」

 巨漢のモヒカンがタックルで突っ掛けた。




 一気に戦闘の火蓋が切られた。








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