第199話

 真夏の日差しが容赦なく降り注いでいる。


 穏やかで波ひとつない海水浴かいすいよく日和びよりだ。




 それにしても、新型感染症の所為せいだろうか。


 いつもの夏休みより美浦海岸の浜辺は、かなりいている感じだ。



 それでも若い男女が多く見られた。


 やはり夏は心が開放的になり、恋の季節だ。



 僕はロリータと一緒に浅瀬をバシャバシャと泳いでいた。



「キャッキャキャッ お兄ちゃん😆🎶✨

 手を離さないでよォ~ー❗❗」

 はしゃいでいるがロリータは、まったく泳げないみたいだ。


 すぐ僕に抱きついてきた。



「大丈夫だよ。海水は浮力があるから、力を抜けば自然に浮くようになってるから✨😌🎶✨」

 僕は海で泳ぐのに慣れてしまい、プールでは上手く泳げない。





 






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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