「どんなに釘付けでもダメェですッてェ❗」

　いったいこの人は、何を考えているのだ。

　僕が頭を抱えていると。

「トロロ～ー❗❗　お前なァ～…✨😆🎶✨

　少しは空気を読めよ」

　背後からアキラが馴（な）れ馴れしく肩を組んできた。

「え、空気ッてェ……😒💦💦

　なッ…、なんだよ。急に……」

「良いかァ～…✨😆🎶✨　せっかく天下の『セクシー女王様（クイーン）』如月（きさらぎ）アリスがオッパイを見せてくれるッて言うンだぜェ……」

「な、何ィ～ー……😓💦💦💦

　オッパイを」

「俺たちは黙って、ありがたく拝（おが）ませて貰おうぜェ……✨😆🎶✨」

「あのなァ～…　全裸で海岸線を泳いだりしたら、公然ワイセツ罪で捕まるぞォ～…😔💦💦💦」

「バカねぇ……　トロロ～は、法律ッて言うのは……　『犯（おか）すため』にあるのよ❗❗」

「そッ……、そんなワケありません❗❗

　どんだけ、ワガママなんですか。

　法律は守るために有るんですよ」

　この人たちは舐めているのか。

　世の中を……。

　説得するのもひと苦労だ。

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