第167話

 ワケもわからず、オバさんは僕らを見送った。


「し、失礼します……😅💦💦💦」

 僕も苦笑いを浮かべ、ペコペコと頭を下げた。



 すぐにロリータを小脇に抱かえて、その場から逃げ出した。



「あァ~…ン…… お兄ちゃん❗❗

 下ろしてよォ~ー❗❗❗」

 ロリータは少し暴れるが構わない。



「ちょッ、ちょっと我慢しろよォ~ー😡⚡

 暴れるなァ~…❗❗❗」

 一刻も早く、このままどこかへ行ってしまいたい。



 ようやくオバさんの姿が見えなくなると僕は、ロリータを下ろし注意した。



「はァ~はァ~…、頼むから【ロリ婚】の事は、他の人には内緒にしてくれよ」

 だいぶ息が上がった。



「え、どうしてェ……😓💦💦」

 ロリータは唇を尖らせ不満なようだ。



「ン……、だって、ロリータみたいな可愛らしい子と結婚したッて知られたら、他の男性ヤツらに嫉妬されるだろう」

 面倒なので、口から出任せを言った。



「ン……😔💦💦 嫉妬……」






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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