第157話

 廊下を騒々しくドタドタと音を立てて駆けてくる。


「ン……😒💦💦 ッたく……」

 せっかく微睡まどろんでいたのに……。

 相変わらず騒々しい美少女ヤツだ。



 振り返えると風呂上がりなのか、タオルを巻いたまま全身ビショビショに濡れたロリータがリビングへ飛び込んできた。



「わァ~…❗❗ お兄ちゃん✨😆🎶✨💕

 良いこと考えたよォ~ー✨✨✨💕💕💕」

 弾むように飛び上がった。



 両腕を広げ、まるでフライング ボディ アタックのように宙を舞った。



「わッ、わ、わァ~…、止せェ……😲💦💦 

 ロリータの考えで良かった試しがないだろォ~ー❗❗❗」

 とっさに僕は美少女を受け止めるように構えた。



 ビッタァーン❗❗

「うッ、うゥ……😣💦💦」

 なんとか受け止めたが、かなりの衝撃だ。



「ナイスキャッチィ~ー😆👍🎶✨」

 ロリータはゲラゲラ笑いながら僕の股間をガッチリ握った。



「バッ、バカかァ~…😣💦💦 どこをナイス キャッチしてンだよォ~ー……❗❗」

 痛さで、もだえるように全身をひねった。



 症二病 真っ盛りなのか。この子は……。

 元気が有り余っているようだ。







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