第156話 ロリータ✨😆🎶✨

 夏の眩しい日差しが容赦なく降り注いだ。



 長かった梅雨が明け本格的な夏の到来だ。

 連日、四十度に迫る酷暑日が続いていた。



 エアコンのない生活は考えられない。



 僕はリビングのソファに寝転がりスマホでネットサーフィンをしていた。


 しばらくするとしてきた。


 最近は、ずっと寝不足が続いている。

 眠くて仕方がなかった。



 それと言うのも数日前の雨の日、公園で拾ってきたロリータの所為せいだ。



 拾ってきたと言うのは少し語弊はあるが、可愛らしいのでウチへ連れてきて面倒をみている。



 【給付金の十万円】で、ゲットしたので『かなり安上がり』だ。



 おそらくメ○カリでも十万円で、キュートな美少女が取り引きされる事はない。



 食事も卵かけご飯で済むのでリーズナブルだ。



「ン……😪」

 ソファで微睡まどろんでいると突然、バスルームの方が騒がしくなった。



『お兄ちゃん✨ お兄ちゃァ~ん✨

 お兄ちゃァ~~ーん✨✨✨』

 廊下を騒々しくドタドタと音を立てて駆けてくる。



「ン……😒💦💦💦 ッたく……」

 せっかく微睡まどろんでいたのに……。

 相変わらず騒がしいヤツだ。








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