第148話 麗香のことか

「どうでも良いから帰るぞォ~ー……❗❗」

 これ以上、昼間の公園で醜態をさらけ出したくない。


 知り合いの誰かに見られたら『おおごと』だ。

 急いで、ロリータの腕を掴んだ。



「わかったわよ。お兄ちゃん❗❗❗

 急いで帰ってェ~……🎶✨

 おウチで、たっぷりBチクをイジられたいのねェ……✨😌☝✨✨💕」

 飛んでもない返答だ。



「なッ、イジられたくねぇッてェ……

 僕をなんだと思ってるんだよ❗❗」



「お兄ちゃんは、そうねェ……❗❗❗

 美少女の顔面に股間から大量のトロロ汁を発射する【ド変態】かしらァ~…❓❓」

 


「なッ、な、なんだッ、そりゃァ~…❗❗

 どんな認識じゃァ~…❗❗

 美少女に顔面シャワーなんかするかァ~…❗❗❗

 僕は、そんな【ド変態】じゃねぇ~よ❗」

 すっかり【ド変態キャラ】だ。

 頭にきて怒鳴りつけた。



 しかし不意に、ロリータは微笑みかけて。

「フフ…、『あの人』…… なんだってェ」



「えェ…… あ、『あの人』ッて……❓❓

 あ…ッ、ああ……」

 姉の神崎麗香の事だろうか。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆




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