第146話

「お兄ちゃんにイジられた所為せいでェ……

 見てェ、パンツの中までグッショリと濡れちゃったわ……😳💦💦」

 またモジモジと太腿をすり寄せ、妖艶なまめかしい表情で訴えた。



「な…、なッ、何ィ~、おバカかァ~…❗❗

 僕の所為せいじゃないだろ❗❗

 単純に、雨に濡れた所為せいじゃン……❗❗

  無茶クチャ言うなァ~…❗❗」


「ン……、じゃァ、お兄ちゃん、一刻も早く一緒にお風呂に入って、身体をあたためあいましょォ~ー😆🎶✨」 



「いやいや……、なんかエロいよ❗❗

 美少女のお前が誤解を招くような事を言うなァ~…❗❗❗」

 慌てて、周辺を見回した。


「ふゥ~……😔💦💦」

 誰も居ないので、ひと安心だ。 



 こんなやり取りを近所の誰かに聞かれたら大問題だ。



「じゃ、お兄ちゃん❗❗ 覚悟してェ…❗❗

 【恒例の罰ゲーム】ねェ✨😆🎶✨」

 ヤケに笑顔を振り撒いた。



「なんで、いきなり【恒例の罰ゲーム】なんだよ」



「いいからァ❗❗ お兄ちゃんは、みんなの前で、思いっきりBチクをイジられちゃうのォ~ー✨😆🎶✨」




「なんだ。そりゃァ~…、どんな罰ゲームだよ。公開停止になるだろう❗❗❗」

 この子は、無邪気なのか、それとも単純に【おバカ】なのだろうか。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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