第112話

 慌てて、手の甲で鼻の下をゴシゴシとぬぐった。



「フフ……、口では童貞チェリーボーイじゃないッて、強がっても身体は正直なのよ」


「い、いや……、なんか、表現がエロいよ」

 エロ漫画か……。



「ほら、お兄ちゃんッたら、こんなにビッショビショに濡らしちゃってェ~……

 もう我慢できないのねェ……✨👄✨💕」



「いやいや、汗がねェ……😳💦💦💦💦

 汗で、ビッショビショッなんだろう。

 なんか、スッゲェ~ーから……💦💦

 ロリータの説明だとォ~ー」

 慌てて、言い訳をした。


「フフ……、お兄ちゃん、じっとしてェ……

 今、ロリータがお休みの『チュー』をしてあげるからァ~…」



「えェ……??」

 思わず、ドキッとして全身が緊張でガチガチになった。





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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