第106話 お眠《ネム》さん

 仕方なくロリータを二階の僕の部屋へ連れていく事にした。


 階段を抱きかかえるようにのぼった。


「ゥ…、ン……😒💦💦💦」

 さすがにフニャフニャになった女子を二階へ運ぶのは骨が折れる。



「おい、ちょっとォ、重いから少しは自分の足で階段を昇れよォ~……😒💦💦💦」


「ムリムリィ~……😌✨✨ ロリちゃんは、すっかりネムなんだからァ~…」

 僕に身体を預ける形だ。



「ナンだよ。そりゃァ~…。おネムさん……って。

 ねぇ~、ここだけど…… 

 マジで僕のベッドで良いのォ~……❓」

 部屋のドアを開けた。



「うン…… 良いよ。安心して!!

 どさくさに紛れて、お兄ちゃんの童貞バージンを奪ったりしないからァ~…✨😌✨✨」

 ニコニコ微笑みながら、飛んでもない発言をした。



「いやいや、僕は別に童貞バージンじゃないから……😳💦💦💦

 童貞の事をバージンッて呼ぶなよ」

 まったく…… 恥ずかしいだろう。

 顔が真っ赤になった。



 丁寧に、ロリータを僕のベッドの上まで運んだ。



「ふゥ~……😔💦💦💦」どんなに華奢でも、フニャフニャの女の子を二階まで運ぶのは、かなりの重労働だ。


 

「じゃ、お兄ちゃん……

 お休みィ~……💤😌🌃💤」

 ベッドへ横になるなり、ロリータはスヤスヤと寝てしまった。



「えェ……😓💦💦 もう寝ちゃうのか……」

 なにか、モノ足りず残念だ。





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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