第101話 お手軽に合体

 アリスは屋敷を後にした。



「フゥ……😓💦💦💦」まるで嵐が去ったあとのようだ。


 大きく溜め息をつき、僕は玄関のドアに錠前カギをかけた。



 その時、ドタドタドタッと駆け寄ってくる足音が聞こえた。



「お兄ちゃァ~~ーん❗❗❗」 

 不意に、背後からロリータに声を掛けられた。



「え……😲💦💦」振り向くとロリータが僕の背中へピョーンと飛び乗った。


「ううゥ……」衝撃に小さく唸った。



「ねぇ~、ねぇ~ー、お兄ちゃん✨😆🎶✨✨

 アリスちゃんと何を話していたの❓」

 おんぶした状態だ。


 甘えるように、僕の背中へ柔らかなオッパイを押しつけてくる。



「いや……、べ、別にィ……😳💦💦💦」

 今、ロリータには話せない。


 【ダブルフェイス】だと言うかとは彼女自身、わかってないはずだ。



「何よォ~ー。ロリちゃんに内緒で、アリスちゃんとガンガン合体しちゃう気でしょォ~ー✨😡⚡✨✨」

 


「いやいや、深夜のロボットアニメじゃないンだから…… そんな簡単に合体なんかしないよ❗❗」



「ウソォ~❗❗ お兄ちゃんはアリスちゃんに誘われたら、バッコンバッコン合体しちゃうクセにィ……❗❗」

 


「バッコンバッコンッてェ……、どんだけ合体するンだよ……😅💦💦」






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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