第95話

 我慢できず僕はバスルームを覗こうとドアノブに手を掛けた。



「……😳💦💦💦」

 心臓がドキドキしてくる。覗きは完全に犯罪だ。わずかに残った理性が邪魔をする。


 だが、邪悪な欲望には勝てない。


 ドアノブを回し、扉を開けようとした瞬間、けたたましい悲鳴と共に音を立ててドアが開かれた。



「キャァァ~~ーッ😆🎶✨」

 突然、ロリータが絶叫をあげてバスルームから飛び出してきた。



「な、な、なッ、な、な、なァ~、何ィ~ー~ー…😲💦💦💦💦」

 思わず、僕はピョ~ンと飛び退いた。


 全裸でオッパイと股間だけボディソープの泡で隠れた状態だ。



「わッ、わァ~……😲💦💦💦」

 慌てて僕はうつ向いた。



「キャッキャァ~…ッ やめてェ……

 アリスちゃァ~~ーん✨✨💕

 くすぐったいよォ~ーー✨✨😆🎶✨」

 僕のすぐ目の前を泡まみれで、真っ裸のロリータが駆け抜けていった。

 そのまま廊下を走っていく。

 


「うう……😓💦💦」

 茫然と立ち尽くして、ロリータの可愛らしい桃尻を見送っていた僕の背後からアリスが声を掛けてきた。



「あァ~ら、そんなトコに突っ立って……

 トロロッたら、何を覗いてたのォ~ー❓」

 アリスも真っ裸のまま、腰に両手を置き仁王立ちだ。



「えェ……😲💦💦 あ、いえ……

 覗いてたワケじゃァ~……」

 懸命に首を振って否定した。

 





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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