第88話 迷惑系 童貞《チェリー》ボーイ

「な、な、な、ウソをつくなァ~~~ー❗❗

 トロロ汁なんか、顔面にぶっかけるかァ~~~ー⚡😡⚡⚡」

 思わず、僕はロリータを怒鳴りつけた。



「だってェ……、お兄ちゃんッたら……

 可愛らしい美少女を見つけると、れなくネバネバした白いトロロ汁を掛けられちゃう【迷惑系、童貞チェリーボーイ】なのよ……😳💦💦💦」

 立て続けに、悪口ディスリのオンパレードだ。



「か、か、掛けねェ~~ーッてェ……❗❗

 、トロロ汁を掛けていく【迷惑系 童貞チェリーボーイ】ッて どんなンだよォ~ー❗❗

 【迷惑系ユー○ューバー】みたいに言うなァ~……❗❗❗

 どんな『ド変態プレイ』だよォ~ー❗❗」

 かなりの剣幕で怒鳴りつけた。



「キャッキャッキャァ~……ッ✨😆🎶✨」

 しかしロリータは、面白そうに腹をかかえて爆笑したままだ。



「おいおい、何を笑ってんだよ❗❗

 そんなに可笑しくはないだろォ~ー❗❗」

 


 ベッドに寝転んだまま、アリスは、

「おいトロロォ~……、頼むから私の顔にはネバネバしたトロロ汁をぶっかけるなよ❗❗

 ガビガビになるからァ~✨😌✨✨」

 スマホをイジりながら、こっちも見ずに笑った。




「あのねぇ……😔💦💦💦

 だから、顔になんて掛けませんよォ~❗❗

 そんなトロロ汁を顔面シャワーなんてェ……」

 まったく……



 ロリータ、ひとりだけでも厄介なのに……。



 さらにセクシークイーン如月アリスも加わって、波状攻撃だ。



 先が思いやられる。






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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