第74話 チューしてェ……😆🎶✨

「じゃ、お兄ちゃん……😳💦💦💦

 チューしてェ……✨👄✨💕」

 ロリータは恥ずかしげに頬を紅く染めて、キスをしやすくなるように、心持ちアゴを持ちあげた。



「あ……、ああァ~……😳💦💦💦」

 さりく応じたつもりが、かなり動揺しているみたいだ。


 声が震えてしまった。



 一気に心臓がドキドキしてきた。




 顔が紅く染まり、下半身が熱く火照ほてっていた。


 何しろ生まれて『初めてのキス』だ。


 いや、ついさっきロリータに唇を奪われたので、と言うワケではない。



 しかしアレはハプニングのようなモノだ。



 出会いがしらにぶつかった『もらい事故』と言って差しつかえない。




 今度は、進んでキスをするのだ。



 さっきのキスとは、全然、意味合いが違った。



 あれだけアイスコーヒーを飲んだのに、ヤケに咽喉のどが渇いた。



「ゴックン……😳💦💦」

 いくら生唾を飲み込んでも、咽喉のどの渇きはやせない。



「……😳💦💦」

 かなりロリータも緊張しているのか、めっきり言葉数が減って大人しくなった。




 かすかに身体も震えているみたいだ。



「ン……✨😚✨✨💕」

 覚悟を決めて唇を近づけた。


 

 キスまで、あと数センチだ。


 心臓が早鐘のように高鳴った。

 

 




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

 

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