第57話 チュー✨✨💏💦💦

「そうだ。先に、夕ご飯を食べよう❗❗」


「えェ…… ゴハン?」


「うン…、夕ご飯を食べたあとで……😅💦💦

 チューをしよう。ねぇ……」

 なんとか先伸ばしにし、この場は誤魔化さなくてはならない。




「ン…… 本当にィ~、お兄ちゃん😆🎶✨」



「あ、ああ~……😅💦💦」

 どうせ夕御飯を食べたら、また別の言い訳を考えれば良いだろう。



「フフ…… ありがとォ~お兄ちゃん……✨

 チュゥ~ー……✨😚✨✨💕」

 いきなりロリータは僕にキスをしてきた。



「わァ~……😲💦💦💦」

 アッと言う間に僕は唇を奪われた。




「ンゥ……💕✨💏💦💦💦」

 突然の出来事に僕は目を白黒させた。



「フフ……✨😌✨✨ お兄ちゃん✨

 どう❓ ロリータとのは」



「え、いや……💦💦 べ、別にィ~……

 僕は初めてじゃないしィ~~……😳💦💦」

 つい強がりを言ってしまった。


 もちろん初めての体験に頬が熱く火照って真っ赤になった。



「フフ……✨😌✨✨ お兄ちゃんッて可愛いねェ……✨✨💕」

 


「バ、バカ言えェ……」

 明らかに僕の方が歳上なのに、からかわれているみたいだ。




 こうして僕の【初キス】は、うやむやの内に済んでしまった。







 ※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆






 ようやく外は雨が止んだようだ。  

 しかし夜半には、また雨模様らしい。




 僕はキッチンで冷蔵庫を開け中身を調べていた。

 大した食材はない。卵が幾つかあるだけだ。



「ねぇ~……😆🎶✨ お兄ちゃん、何が食べたい❓」

 ロリータが、僕の背中にピョォ~ンと乗って訊いてきた。



「え……、別に僕は好き嫌いはないから……

 何でも良いけどォ…… ロリータは何か、料理が出来るのォ~❓」



「うン❗❗ 出来るよ……。得意な料理は、ねぇ~。ゥ…ン……✨😌✨✨」

 一旦、ロリータは微笑み浮かべ考えた。

「『卵かけご飯』だよォ~……😆🎶✨」



「はァ~……😒💦💦 なんだよ。それは……

 卵かけご飯は、料理じゃないだろォ~ー❗❗」

 


「えェ……😓💦💦 何でよ。立派な料理じゃン…… 卵は、ご馳走なのよ❗❗」

 どうしても譲らないようだ。 



「いやいや、卵かけご飯なんて、一番安上がりだろう……

 ご馳走なんかじゃないよ❗❗」

 朝食で食べるくらいだ。




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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