第47話 あァ~ン……😆🎶✨

「あのなァ~……😓💦💦」

 やっぱり、どう見ても僕は残飯整理だ。


 

「ン…フフ、パクパクゥ……✨😊✨✨」

 放っておくと、ロリータは本当に二つとも弁当を食べてしまいそうな勢いだ。



「おいおい……😓💦💦」

 みるみる内に、弁当のオカズだけ減っていく。



「美味しいねェ…… お兄ちゃん😆🎶✨」

 唐揚げを頬張り、ニコニコして本当に美味おいしそうだ。



「いやいや…… そりゃ、ロリータは、なァ~……💦💦💦

 こっちのオカズは、梅干しと海苔ノリとヒジキだけじゃン……😓💦💦💦」

 なんだよ。この差は……。 



 僕だって、唐揚げの一つやシャケの切り身くらい欲しい。


 少しくらい僕に分けてくれてもバチは当たらないはずだ。




「え……、、お兄ちゃん、不服なの……❓❓」

 ロリータは、キョトンとした顔で僕を見つめた。



「ン……😒💦💦💦 な、当たり前だろう。

 でも不服だよ❗❗

 どんなシェアだァ~~❗❗

 少しは僕にもオカズをシェアしろよ❗❗」



「わかったわ。贅沢ねェ。お兄ちゃんは!

 童貞チェリーボーイのクセしてェ……」

 


「なんだよ。その童貞チェリーボーイは贅沢しちゃいけないッて、口振りは❗❗

 だいたい僕は童貞チェリーボーイじゃないしィ~~ー❗」

 もちろん童貞だがロリータの手前、見栄を張った。



「もう、しょうがないな……

 お兄ちゃんには、この唐揚げの脂身の部分トコを上げるねェ……✨😌✨✨」

 スプーンですくって、僕の口の前へ運んだ。



「おいおい、脂身ッて、こりゃ、ロリータが嫌いな部分だろう❗❗

 ッたくゥ…… 嫌いなトコだけ、こっちへ寄越すな❗❗」



「だって、しょうがないじゃン……

 だいたいロリータは脂身が嫌いでしょ」



「はァ~……❗❗ 知るかァ~❗❗

 何が、ご存じロリータは『脂身が嫌いでしょ』だァ~❗❗

 どこの症二ショーに病患者だァ~❗❗❗」



「良いから、ハイ、お兄ちゃん。あげるよ。

 あァ~ン……✨😌✨✨」

 可愛らしく僕に微笑んだ。



「ううゥ……😳💦💦 あァ~ン……ッて。

 子供かよ……」

 しかし、こんな事は生まれて初めてなのでドキドキしてしまった。


 やっぱりこれも間接キスになるのだろうか。


「ゴックン……😳💦💦💦」

 何度、間接キスをしても胸のときめきは抑えられない。



 ロリータに『あァ~ン……』とすすめられるまま戸惑ったが、観念して大きく口を開け、『パクッ』と食べてしまった。






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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