第46話 シェアしましょ✨😆🎶✨

 シャケ弁当と唐揚げ弁当だ。


「ほら、どっちでも好きな方を食べて良いよ。残った方を僕が食べるから……」

 ロリータの前に弁当を二つ並べて選ばせた。



「うゥン…… シャケと唐揚げかァ~……

 ン……、どっちにしようかなァ~…😌✨」

 美少女が首を傾げて考える仕草も可愛らしい。

 抱きしめて、アイスクリームのように頬をペロペロ舐め回したいくらいだ。



「フフ…、どっちでも好きな方にしろッて。

 ……✨😄✨✨✨」

 こうしてロリータを見ているだけで自然とニコニコ笑みがこぼれた。

 


「そうねェ……✨😌✨✨」

 やっとロリータも考えがまとまったようだ。

「じゃ、二つとも貰うわ✨😆🎶✨」

 両手でかき集めるような仕草しぐさだ。



「え、ええ、えェ~ーー……❓❓

 おいおい、何じゃそりゃァ~~~❗❗ 

 よォ~ー❗❗」

 



「フフ……✨😌✨✨ わかったわよ。

 二人で、『シェア』しましょ」



「ンゥ……😔💦💦💦 弁当を『シェア』……

 ッて、どうやってェ……」



「そうねェ……。お兄ちゃんは白いゴハンと梅干しを担当してねぇ~~ー……。

 ロリちゃんは、残りの唐揚げとシャケいただくわァ~……😆🎶✨」

 ロリータは、スプーンを使って勝手に取り分けた。



「はァ~……😠💦💦 どんなシェアだよ❗❗

 そんなのシェアッて呼べるか❗❗

 メインのオカズを全部、持っていってェ…

 こっちは、残飯整理しろッて言うのかァ~~……❗❗」



「良いでしょォ~ー❗❗ あとで、さんざんロリちゃんを深夜のにするンだから……❗❗」



「な、な、な、そんなあくどい事するかァ~❗❗ あのなァ~……❗❗

 断っておくけど、『ソロ活動のオカズ』になんかしねェ~~よォ~ー……❗❗

 僕は、そんなにロリコンじゃねぇーッて❗❗」

 


「ウッフフ……✨😆🎶✨💕 じゃァ~…✨

 いただきマンゴォ~ーー……」

 ロリータは僕の言うことなど無視し、美味おいしそうに弁当を食べ始めた。



「おいおい……😅💦💦 まったく…少しは、僕の分も残しておいてくれよ」

 困惑気味に苦笑した。



 放っておくと、本当に二つとも弁当を食べてしまいそうな勢いだ。




「ハイ、お兄ちゃん。ロリちゃんの食べ掛けの唐揚げねぇ✨😆🎶✨」

 半分以上、食べ掛けの唐揚げを僕の方に寄越した。

 



「あのなァ~……😓💦💦」

 やっぱり、どう贔屓目ひいきめに見ても僕は残飯整理だ。





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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