第41話 お兄ちゃんのエッチィ~ー

 全身から汗が滲んで、胸がドキドキしてきた。


「……😣💦💦💦」

 僕は両目を固く瞑ったまま顔を伏せて待った。

 身体じゅうにギュゥ~ッと力が入いる。



 テレビから流れるあいみょんの哀愁が漂うメロディにざって、ガサッゴソッと、衣擦きぬずれの音が耳に届いた。



 おそらくでロリータが着替えているのだろう。

 気配だけが伝わってくる。



 ほのかにシャンプーの薫りが僕の鼻孔をくすぐった。


 さっき一瞬だけ見たロリータの妖しいほど白い肢体ボディが僕の脳裡のうりよぎった。

 ン…… ヤバい……


 ロリータの全裸を妄想をしていると股間のポ💟ットドラゴンが痛いくらいビンビンになってくる。



「お兄ちゃん✨😳✨✨ もう良いよ」

 不意に、彼女から声を掛けられた。

 少し恥ずかしそうだ。



「え……❓」マジか……

「ちゃ…、ちゃんと着替えたのか……😔💦」

 確認を取った。


「うン…✨👄✨💕 ほら、見てェ~……

 お兄ちゃん」


「ううゥン……😔💦💦」

 ゆっくりと閉じていた目を開けると派手なピンクのランジェリーを身に纏ったロリータの姿が映った。


「うゥ……😲💦💦」

 まだコスチュームを着ていない。

 下着姿のままだ。


 妖しいほど白い身体にローズピンクのランジェリーが良く似合っていた。



「お兄ちゃんのエッチィ~~ー✨😳🎶✨」

 すかさず、またロリータは両腕で可憐な胸元を隠す仕草をした。


 

「いやいや、なんだよ……😲💦💦 ロリータが、もう見ても良いよッて言ったンだろう❗❗❗」

 まるで僕が覗いたような言いぐさだ。



 慌てて、僕は後ろを向いた。






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る