第37話 ビショビショに……

 ロリータは、まだ風呂から上がってビショビショに濡れたままだ。



 いつまでも濡れた身体に、バスタオルを巻かせているワケにもいかない。



「お、おい…… ロリータ。ちゃんと身体を拭いてから着替えろよ」

 仕方なく注意をした。



「だって、ロリちゃん着替えなんてないよ」

 少しムッとした顔で応えた。



「ン…… 解ってるよ。ほら、着替えなら、ここに用意してあるから……。

 とにかくビショビショの身体を拭けッて……。

 風邪を引くだろォ~ー❗❗」

 濡れたまま動き回るので、そこらじゅうビショ濡れだ。



「お兄ちゃんが、変なイタズラをするから、ロリちゃん、こんなビショビショになっちゃったのねェ……😳💦💦💦」

 恥ずかしそうにもだえるような仕草しぐさをした。



「するか❗❗❗ 変なイタズラなんてェ~❗

 人聞きが悪いだろう」



「しょうがないわねェ…… だってお兄ちゃんは、無類のロリコンだから。

 すぐに可愛らしい女の子にイタズラをしてビショビショにさせるのね」 



「だから、僕は、ロリコンじゃねぇ~ッて❗

 ロリータをイタズラなんかしねェ~よ……

 とにかく身体を拭けェ~ー……❗❗」



「わかったよ。じゃ、お兄ちゃん😆🎶✨

 お願い。拭いてェ……」

 クルッと背中を向け両手を広げた。


「えェ…… ボ、僕が拭くのォ~…😳💦💦」



「うン、ロリちゃん、初めてだから優しくしてねェ……✨👄✨💕」

 なまめかしく呟いた。



「いやいや、変なことを言うなよ……😳💦」

 思わず、心臓がドキドキしてきた。


 もちろん僕も女の子の身体を拭くのは初めてだ。



「ゴックン…😳💦💦」

 思わず、生唾を飲み込んだ。



 緊張と興奮からか、指先が震えてきた。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る