第35話 ロリータと

「キャァ~~~ーーッ✨😆🎶✨」

 歓声を上げて、まるでフライング ボディ プレスみたいに僕の背中へ落ちてきた。



 ビッタァー~~ーーン❗❗



 派手な音をさせて僕の背中へ着地した。



「い、痛ッてェ~~な……😣💦💦💦 

 棚橋のハイ フライ フローかァ~❗❗

 お前はァ~~~ーー❗❗

 どんな必殺技だよ❗❗」

 勢いよく翔び落ちてきたが、意外と彼女が華奢なので、さほどダメージはない。



 しかし美少女からこんな痛い目に遭わされたのは初めての体験ことだ。

 

 


「キャッキャ~~ーーッ✨😆🎶✨

 お兄ちゃァ~~~ーん🎶✨

 ねぇ~、ねぇ~、聞いてよォ~ー🎶✨」

 まるでおさない少女のように僕に甘えてきた。

 タオル越しだが、ロリータの柔らかなオッパイが背中に押しつけられる。



「え……❓❓ な、何かなァ~……😳💦💦」

 思わず顔が真っ赤になった。



「ロリちゃん、良いこと考えたのォ~🎶✨」

 美少女は僕の背中に抱きつき満面の笑顔を浮かべた。



「ン…… い、良いこと……😔💦💦」

 どうせ、この小悪魔の言う『良いこと』などロクな事ではない。



 せっかくTシャツを着替えたのに、ロリータのお陰で、またビショビショに濡れてしまった。



「ふゥン……、どうせ、また……😒💦💦💦

 さっきみたいに、乳首をイジるゲームとか、ロクでもない事だろう……」

 これ以上、あんなハレンチなゲームの続きをやるつもりはない。



「ううン…… 違うわよ。

 童貞チェリーボーイのお兄ちゃんにとって『夢のような贈り物』よ✨😆🎶✨」



「な、あ、あのねェ……😳💦💦💦

 決めつけるなよ❗❗

 僕は、童貞チェリーボーイじゃないッて……

 何を根拠に、童貞チェリーボーイッてことを前提に話しを進めているんだよ」

 実際は童貞だが、僕にだってプライドがある。



「フフ…… わかったわ……🎶✨ じゃァ…

 絶望的に性体験のとぼしいお兄ちゃんに耳寄りな御知らせがあるのォ~😆🎶✨」



「いやいや、どこの通販番組の宣伝だよ。

 絶望的に性体験がとぼしいッて、ふざけるなァ~~❗❗

 童貞ッて言ってるのとわりないだろう❗❗」




「安心して🎶✨ 童貞チェリーボーイでも大丈夫なタイプのロリちゃんだからァ~😆🎶✨」


 

「どんなタイプだよ……

 全然、安心なんか出来るかァ~~❗❗」

 この子は絶対、僕のことを小バカにしている。

 可愛らしい顔の割りには、かなりの毒舌家だ。




「じゃ、お兄ちゃん✨🎶✨ 取り敢えず、『暇潰し』にロリちゃんと結婚しよォ~ー✨😆🎶✨」

 あっけらかんと告白した。



「え、え、え、えェ~~ーー……😲💦💦💦

 どんな『暇潰し』だよォ~ーー❗❗」






 ※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る