第31話

「な、な、な……、何ィ~~ーー……

 延長だッてェ~~ーー……

 ふざけるなァ~~~ーー❗❗」

 僕はロリータを怒鳴りつけ、四つん這いでバスルームから逃げ出した。


「もォ~、お兄ちゃァ~ん😆🎶✨」

 ロリータは追いかけて来ようとするが、何とか振りきって逃げた。



「イッ、イィ……、イッ、ッちゃうゥ~~ーー……😣💦💦💦」

 そのまま駆け込むようにトイレの個室に飛び込んだ。




 ガッゴゴゴォ~ーーッ❗❗❗




 間一髪、トイレへ飛び込んだ途端、僕は我慢出来ず暴発してしまった。


 

「ふゥ~ー……」三分後。

 少し落ち着きを取り戻し、僕はフラフラになってリビングのソファに寝転がった。



『✨🎶✨LaLaLaLa✨🎶🎶✨✨』

 ロリータは、まだ風呂に入って遊んでいるみたいだ。



 当分、放っておこう。




 それにしても何て美少女なんだ。



 ロリータと言う名前だって、本名かどうかあやしい。




 見た目は妖精のように可愛らしいが、容姿からは想像できないほど淫乱でビッチな美少女だ。

 子供なのか大人なのか解らない。



「ン……❗❗」

 そう言えば、ロリータの着替えはどうしようか。



 僕は、ひとりッ子なので女子の下着など、もちろんない。




 衣裳は、アイドル 本城カレンのコスチュームのレプリカを何着か買ったので持っていた。



 本城カレンは一年前までアイドルとして活躍していたが、ストーカーによって傷つけられ、後に自ら命を絶った。



 メ💟カリで彼女の衣裳のレプリカが出品されたので、何着か、手に入れたのだ。

 


「そうだ❗❗」

 あの衣裳ならロリータに似合うかもしれない。



 さっそくクローゼットの奥から衣裳を取り出した。



 このフリフリの派手な衣裳もロリータが着れば、きっと似合うに違いない。



 まるで本城カレンが生き返ったようだろう。



「フフ……✨😌✨✨」

 今からこのコスチュームに袖を通したロリータを見るのが楽しみだ。






 ※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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